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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-03(modern)】シミュレーション-現代版最小限住居-

2015-11-27 10:15:08 | ministock-03(modern)
いやぁ、しばらくブログ書く時間がありませんでした。
「どうしたの?}と直接連絡があること数件。
すみません。ご心配おかけして。

ちょっと呼吸も忘れてしまいそうな密度の時間を過ごしておりました。
プリンターは相変わらずフル稼働で、画質の劣化が惨事ですが仕方ないですね。

っていうか私のブログにお付き合いいただいてありがとうございます。
うれしいですね。

さて、そんな中現在の状況は着工準備に追われる中、新規物件の作業にも入ろうかという状況です。

ミニストック-03もゼロエネの審査に回っている最中ですが、最終仕様もまとまり光熱費のシミュレーションをしてみました。

その前に、ネイティブディメンションズにおける光熱費のシミュレーションについて。

当事務所の光熱費シミュレーションは、私が単純に一次エネルギーを使用エネルギーに換算して算出した光熱費です。

シミュレーションソフトも各メーカーから販売されていて、気象データのサンプルを増やすなどで年々精度は上がっていると聞いています。(聞いてるだけ。実際に使っていないから)

確かに精度は上がってると思うけど、その精度って何に近づいているかって言ったら、平均値に近づいているってことですよねぇ?

毎年、毎月、毎日、

ニュースでは数十年ぶりの異常気象を伝えているので、シミュレーションの精度ってそこまでこだわる必要あるのかなというのが私の率直な感想。

それよりも、天気が違えばガラッと変わる可能性はあるという認識の方が大切に思っています。どんな家電が何台あるかも分かんないし。

だから、簡単な計算で目安だけ付けておこうというのが、私の中でのシミュレーションの立ち位置です。

なんて前置きをしておいてミニストックの光熱費は電気が¥142,796/年、ガスが¥64,954/年で合計¥207,750でした。

月に均すと¥17,312ですね。

そして、太陽光発電で¥12万~¥13万くらい回収できるかなぁっていう見込みですので、月々の光熱費は¥6,700くらいに抑えられるのかなという感じです。

太陽光発電のシミュレーション結果は、もう少し多く回収できる結果でしたが、それこそ天気の影響を考えると、そこまでは発電しないかなという印象を持ったので、少し回収できる額を少なめに考えました。

太陽光の売電価格は、10年間だけですから、そのあとは回収できなくなるじゃないかという指摘もあります。
そのタイミングになったら、上手に貯める事も必要になってきますが、そもそも補助金を使ってタダで設置するソーラーパネルですから。

ぶっちゃけ論になってしまいますが、それでもいいと思うんですよね。

ある意味、光熱費のシミュレーションがどうこうよりも、家族が笑って過ごせる空間に仕上がるかなという思いの方が大きいです。

光熱費はその要素の一部です。





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