今から40年前に亡くなられた建築士会の大先輩、大先生の提案です。
菊竹清訓先生もこの提案に賛同しています。
住宅において、子供の「ため」になる環境とは何でしょうか。
落ち着いた個室を用意する事ですか?
この提案では、「親がどんなふうに動いているか、そこでどう生活しているか、お客様が来た時はどこで過ごせばいいか」見て考えさせる事が子供にとっての環境と言っています。
一人で過ごす時間よりも、親の背中を見せる時間の方が大切なのは、言われてみれば当たり前だなと思いませんか?
するとなぜ子供部屋が当たり前になったのでしょうか。
子供の為じゃなくて、逆に親の生活を見せたくないから?
これもまぁまぁドキッとしますね。
エドワード・S・モースはズバッと指摘しています。
「プライバシーは野蛮で不作法な人々のあいだのみ必要とされている」
大分ドキッとしました。
私が。
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