いやぁ、描きに描きまくって図面は130枚になりました。
イマドキの電話帳より厚いはず。
お打ち合わせが終了してから図面完成まで3カ月もかかっちゃいました。
Kさん、すみません。
今回はミニストックの中でも、新しい取り組みが結構あって、
まずは完全分離の二世帯住宅であること。
仕様や断熱の考え方などに違いがるため、別々の建物を2棟同時に設計しているような感じでした。
また、建物全体をシンプルにまとめるというテーマなんですが、あくまでも表面的に見えるのがシンプルなだけで、中に色々と仕込まれているという特徴があるんです。頭の中ではイメージできてるんですけど、それを図面化するために色々細部を考えながらという部分で、結構手間取りました。
そーいえば、図面データが一度全部吹っ飛んでしまい、描き直しというアクシデントもありました。
でも、その甲斐あってなかなか面白い住まいになると思います。構造がそのままインテリアとして表現された住まい。使い勝手を構造に埋め込んだ住まい。そして、アンドウッドさんに「なんつー使い方するんですか」と言われたフローリング使いなど、今から完成が楽しみです。(待たされたKさんの方がはるかに完成を楽しみにしていると思いますが)
こちらが、今回の図面リスト
一体何描いてるんでしょう。
確認申請自体は
配置図と平面図、立面図があれば申請できるんですけど、
工事のためには、もっと図面が必要です。
例えば、展開図
各お部屋の壁を一面一面描き起こした図面
今回のキッチンは面白いですよ~。
L型の全長4m65cmのキッチンですが、脚がありません。
宙に浮いてます。
それをどうやって作るのかっていう図面だけでも、展開図の他に9枚あったりします。
さらには、「工事のため」以外の図面も描きます。
例えば、今回の家具工事に使う板をどのように切ればいいかを指示するための図面
板って「木目」があるじゃないですか。
その木目を縦に使うか、横に使うかは、「見た目」として大事です。
だから、板をどっちの方向に切ってもらいたいかを伝えなければ、大工さんと意思疎通ができません。
もう一つ大事なのが、見積りのため。
縦に切るか、横に切るかで、使う板の枚数が変わります。
ゴミが多くなるか、少なくなるかとも言えます。
だから、ちゃんと何枚使うかを把握するためにこのような図面を作ります。
これは、見た目だけの話じゃなくて、構造にも。
床や屋根の合板をどのように貼るか、どの釘をどの間隔で打ち込むかも図面で指示します。
大工さんに400ページもある構造計算書渡したって怒られるだけなので、どの様に作ってもらいたいかを図面にします。
もちろん、合板を何枚使うかを確認するためでもあります。
これらは、工務店さんが工事しやすいように、見積りしやすいようにのためでもありますが、
くわえて、私のためでもあります。
だって、私も見積りするから。
私も30ページ前後の見積書を作成します。
私が作った見積と、工務店さんが作った見積を比べて、何が違うのか、工務店さんの見積忘れや計算間違いはないかなどをチェックすることができます。
つまり、お客さんはより正確な見積を知ることができるんです。
これが設計施工が分離されていることのメリット。
依頼先が1か所だったら、それが合ってるか合ってないかを確認することできないですよね。
イマドキなんて、¥1000、¥2000の買い物するときだって、ネットで同じ商品でどこが安いかを探します。
だったら、人生で一番高い買い物も適正な価格を知りたいですよね。
そのための図面です。
だから、とっても大事なんです。
イマドキの電話帳より厚いはず。
お打ち合わせが終了してから図面完成まで3カ月もかかっちゃいました。
Kさん、すみません。
今回はミニストックの中でも、新しい取り組みが結構あって、
まずは完全分離の二世帯住宅であること。
仕様や断熱の考え方などに違いがるため、別々の建物を2棟同時に設計しているような感じでした。
また、建物全体をシンプルにまとめるというテーマなんですが、あくまでも表面的に見えるのがシンプルなだけで、中に色々と仕込まれているという特徴があるんです。頭の中ではイメージできてるんですけど、それを図面化するために色々細部を考えながらという部分で、結構手間取りました。
そーいえば、図面データが一度全部吹っ飛んでしまい、描き直しというアクシデントもありました。
でも、その甲斐あってなかなか面白い住まいになると思います。構造がそのままインテリアとして表現された住まい。使い勝手を構造に埋め込んだ住まい。そして、アンドウッドさんに「なんつー使い方するんですか」と言われたフローリング使いなど、今から完成が楽しみです。(待たされたKさんの方がはるかに完成を楽しみにしていると思いますが)
こちらが、今回の図面リスト
一体何描いてるんでしょう。
確認申請自体は
配置図と平面図、立面図があれば申請できるんですけど、
工事のためには、もっと図面が必要です。
例えば、展開図
各お部屋の壁を一面一面描き起こした図面
今回のキッチンは面白いですよ~。
L型の全長4m65cmのキッチンですが、脚がありません。
宙に浮いてます。
それをどうやって作るのかっていう図面だけでも、展開図の他に9枚あったりします。
さらには、「工事のため」以外の図面も描きます。
例えば、今回の家具工事に使う板をどのように切ればいいかを指示するための図面
板って「木目」があるじゃないですか。
その木目を縦に使うか、横に使うかは、「見た目」として大事です。
だから、板をどっちの方向に切ってもらいたいかを伝えなければ、大工さんと意思疎通ができません。
もう一つ大事なのが、見積りのため。
縦に切るか、横に切るかで、使う板の枚数が変わります。
ゴミが多くなるか、少なくなるかとも言えます。
だから、ちゃんと何枚使うかを把握するためにこのような図面を作ります。
これは、見た目だけの話じゃなくて、構造にも。
床や屋根の合板をどのように貼るか、どの釘をどの間隔で打ち込むかも図面で指示します。
大工さんに400ページもある構造計算書渡したって怒られるだけなので、どの様に作ってもらいたいかを図面にします。
もちろん、合板を何枚使うかを確認するためでもあります。
これらは、工務店さんが工事しやすいように、見積りしやすいようにのためでもありますが、
くわえて、私のためでもあります。
だって、私も見積りするから。
私も30ページ前後の見積書を作成します。
私が作った見積と、工務店さんが作った見積を比べて、何が違うのか、工務店さんの見積忘れや計算間違いはないかなどをチェックすることができます。
つまり、お客さんはより正確な見積を知ることができるんです。
これが設計施工が分離されていることのメリット。
依頼先が1か所だったら、それが合ってるか合ってないかを確認することできないですよね。
イマドキなんて、¥1000、¥2000の買い物するときだって、ネットで同じ商品でどこが安いかを探します。
だったら、人生で一番高い買い物も適正な価格を知りたいですよね。
そのための図面です。
だから、とっても大事なんです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます