玄関同様に私が現地調査に行って、一目でズキューンと打ち抜けれた場所。
規則正しく並んだ柱と漆喰壁のコントラスト。
の、途中にあるペンダント照明。
ノスタルジックのフェスです。
前回の続きで言うと、
右手にある玄関からまっすぐ進んで、右に折れて廊下を歩いてリビングにというのが元々の動線でした。
これをこうしました。
右手への玄関は障子で目隠しして、柱はそのまま残しています。
以前は、廊下の突き当りが押入の壁でしたが、今回はキッチンの対面側が見え隠れしています。
ちょうどnineさんのスツールが置いてありますが、めっちゃ似合っている。
表現するなら完璧な突き当り。
パーケットフローリングとこの廊下の奥行き感が何とも言えません。
で、この廊下の反対側はどうなっているのか。
廊下の反対側は水回りです。
これはこれで私的にはアリ(特に床の柄)なんですが、使い勝手を良くするために直しました。
廊下の真正面には洗面化粧台だけが見えるようにしました。
モールテックスのいつもの洗面化粧台仕様です。
ここでもnineさんのスツール。
つまり、スツールが廊下の端と端でお見合いしていることに。
で、洗面だけがオープンで、右手は脱衣室。
引戸で仕切れますが、サッシからの光を共有するために天井だけは繋がっています。
洗面所の左はトイレ
こちらも洗面所の光を共有するために天井を繋げて、アクリル板で仕切りました。
ミニストック-12のオマージュですね。
トイレそのものはというと
とても既視感のあるトイレ。
マニアなら答えは簡単。
そう、ミニストック-10のオマージュです。
Kさんから、ミニストック-〇〇のあれにしたい!って言ってもらえるのがすごくうれしいんです。
ネイティブディメンションズ臭がプンプンするデザインを好んでくれるなんて!
じゃなきゃ、あなたに頼まないでしょと思うかもしれませんが、
サラリーマン時代を振り返ると、私のデザインというよりも、どこかの雑誌で拾ってきたデザインみたいにしてくださいって言われることの方が多かったです。
元々のお住まいのデザインを引き継ぎつつ、私のデザインも引き継いでいただく。
設計臭いお住まいです。
(誉め言葉)
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