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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-14(modern)】弊所の特徴は、-現代版最小限住居-

2023-06-02 23:16:34 | ministock-14(modern)
春があっという間に過ぎちゃう新潟ですが、今年は気持ちのいい季節が長い印象があります。

そろそろ梅雨の心配が始まるころですが、今年はどんな感じなんでしょうね。

現場は基礎が出来上がって、外部の設備配管も終わって上棟を待つばかりの状態です。
見た目はカチンコチンに見えますが、養生期間は長ければ長いほど硬くなります。
濡らしながら養生するのがベスト。
気温が上がりすぎず適度に雨も降ってくれたので、基礎の養生としては理想的です。

実際、現場はプールの様になっていました。
コンクリート1回打ちのたまもの。

水が漏れていない証拠。

つまり、

虫が入る隙間もない。

ということ。

私がベタ基礎を選択する理由は「構造的な理由ではなく」「虫が入って来れない」ようにするためです。
虫とは主にシロアリちゃんの事。

加えて、日本の法律では、地面から1m以内の部分に木を使う場合は、薬剤処理などを行う必要があるのですが、
ネイティブディメンションズの場合、基礎が1mあるので薬剤処理不要となります。
メンテナンスフリーの基礎。
とにかく生涯コストを安くするために考えたミニストック。
1回打ちと1m基礎。
大きな特徴ですね。
まずはここから始まります。

ということを現場検査終わりに
近所のおじちゃんにコンコンと説明してました。

もう近所の方と仲良くなるのは特技だと思ってます。

今後の工事のスケジュールなんかもお伝えして、音が大きくなりそうな日や車が多くなる日などの了解をいただきました。(ちなみに説明するのは2回目)

「にぎやかなのいいじゃない」って言ってもらえるご近所付き合い。

基礎のプールにカエルがいなかったからかな?
カエルの鳴き声より大きいのにご理解いただけて助かります。


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