先週末は春の陽気でした。
もう、うれしくなっちゃう。
今年の花粉症は結構エグくて大変な目にあっていますが、空が恋しくて愛おしくて仕方がなかったので屋根をオープンにして現場に行ってました。
日本が世界に誇れる軽の電動オープンカー。(だと思っています)
この車。
ダイハツ社内の熟練技能者の手で最終調整が施された職人技の車です。
モノを通して人と会話できるっていうか、そんな気分が味わえる背景に私は憑りつかれます。
身の廻りのものを含めて道具なんて「何でもいいや」ではなく、そこに込められている想いを感じ取るのはいかがでしょうか。
さて、現場の方は塗装の下地工事が行われています。
毎度毎度お伝えしていることですが、塗装工事と言っても作業の8割はこの下地作業に時間を費やします。
とにかく凸凹をなくす。
パテを塗っては磨いて、また塗って磨いてを納得いくまで繰り返します。
途中、パテの塗り方について職人さん同士で打ち合わせしてました。
パテを塗る向きについての打ち合わせ。
上から下へとか、右から左へとか、そこまでこだわるのっていう会話をしてました。
すごいこだわり。
宿ってるな~って思いながら眺めちゃいました。
あ、これ下地です。
塗ると見えなくなります。
そして、実はすでに仕上がっているところもあります。
この鈍い艶いかがでしょうか。
艶がありすぎると落ち着かない。
艶がないと汚れやすい。
ちょっと艶がある。
これが私のご指定であり、塗装屋さんが一番嫌がる塗り方。
そして、なんでここが仕上がっているのか。
次、左官屋さんが登場します。
職人さんが集まる家。
想いは見えないところに隠れていますが、ぜひ会話していただきたいです。
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