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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-05(lab)】ダメ。ゼッタイ。-快適な小さい家

2017-02-22 16:09:25 | ministock-05(lab)
寝る前にもう少しお酒飲みたいけど、ビールぐいぐい行く感じでもないなという時に、湯飲みでワインをちょぼちょぼいただきます。
アルコールだったら、なんでもいいんだなレベルのやっつけ感に、おっさんを強く感じてしまうここ最近です。

ダメだな。
ちゃんとグラスで飲もう。

早く寝ろ!ではなくて。



さて、ミニストック-05と言いますと、確か昨年積算が終わって、年明けには着工できるとかって言っていたような。
しかし、積算後に仕様変更が2度ほどあり、図面の修正作業を行っています。

実はこれが超大変。

仕様変更により、構造や温熱計算すべてに変更が生じました。
一つの仕様変更でも、直す図面はあっちこっちに散らばっています。

しかも、見落としは絶対できません。
(たまに見落とすこともある)

図面の整合性こそが実務レベルで一番求められることだから。

こっちの図面とあっちの図面で描いてある事違うよなんてあった場合、
建築の世界じゃ、それでウン十万、ウン百万の損失を生む可能性もあります。

そんなの誰も喜ばない。
だから、絶対に見落とさない。
(たまに見落とすこともある)

元々図面が2-3枚だったら手直しも簡単ですが、
なんたって描いた図面は99枚ありますから。

超ハードな間違い探しです。


そもそもなんで99枚もあるのか。
お客様と数カ月間、打ち合わせを繰り返した結晶でもありますが、

住宅の寿命は間違いなく、私の残りの寿命よりも長いから。 

私が語り部となって、このお住まいの納まりを伝えられるのはせいぜいあと30年くらいじゃないですか。
それ以降、リフォームや手直しをする時に私の代わりの語り部が99枚たちです。

図面を見れば誰でも分かる。
変な話、数百年後の子孫が持ってたらロマンも感じちゃう。

ここ一点です。
だからゼッタイに間違えられない。
(たまに間違えることもある)

しかも、建物の完成度がより高まりました。
ゼッタイに気に入っていただけるお住まいになると思います。
(ここは自信あり)

それ考えただけでお酒が進みます。



現在、最終の積算中!
そろそろ着工が見えてくるかな。




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