トヨタの新型プリウスすごいみたいですね。
朝、でも紹介されていましたが、38km/lの燃費に加え、ソーラーパネル積めたり、車外でもリモコンでエアコンをonoffできたりと走る科学ですね。次のマイナーチェンジでトランスフォームとかできちゃうんじゃないですか。
でも、ソーラーパネルって日光の入射角が結構大事だと思ったんですけど、どこでも充電できるんですか?まぁ、直接バッテリーの充電には使用しないみたいなので、あまり深く考えない方がいいみたいですね。エネルギーの回収がよければ標準でいいはずですもんね。その科学っぽさが単純にすごいってことにしておきましょう。
さて、その対極にある我がMiniですが、ある意味スゴサでは負けていません。
以前、カギの多さをご紹介しましたが、ドアにも、Miniらしさが詰まっています。
まずは、このドアを支えるヒンジ。今の自動車は、ドアの内側に付いていて、ヒンジそのものは見えないのが普通ですが、Miniの場合、むしろ見てくださいと言わんばかりの流線形デザインになっています。このヒンジを痛めないように、少しドアを持ち上げながら開け閉めするのが、オーナーの小さな優しさです。バターンと思いっきり開け閉めしていると、あっという間に、ドアがだれてしまいます。気をつけましょう。
続いてドアのガラスですが、引き違いです。なので、これが全開です。下には下がりません。全開だけど、半分以上ガラスで覆われています。エアコンの付いていないMiniにとって、これしか開かないのは、軽い拷問です。駐車場なんかで、清算する時なんかはおじちゃんが軽く失笑しています。
外からの開け閉めは、レバーハンドルを下に捻ると開きます。鍵穴もレバーハンドルに付いています。
しかし、
助手席側には、レバーハンドルにカギが付いていません。内側からカギを掛ければ問題ないだろうという合理主義が生んだ不条理です。結構、面倒ですよ。助手席から荷物出そうと思ってカギがかかっていたら、運転席側に回らないといけないし、荷物を出したら、また、運転席側に回ってカギを掛けないといけないんですから。
で、内側からの開け閉めですが、この垂れ下っている紐。これを下に引っ張るとドアが開くってゆー始末。初めて乗った人は信じてくれません。当たり前です。昔のトイレの水流す紐じゃないんだから。
ギャグの域に達しているのが、ドアポケット。2リットルのペットボトルが入ります。並べれば5~6本いけます。これで、暑さをしのげってゆーメッセージでしょうか。鉄板の厚さは、とても事故をしのげませんが。
ここまで平和だと、細かい所も気が利いています。ドアが開きすぎないようにする道具が、本革製です。革のストラップで留めてあるだけ。さすが革にこだわる国のです。
この50年の間に自動車ってすごい進歩を成し遂げたんですね。まぁ、進歩すればするほど、Miniが愛おしく思えちゃうですけど。
ちなみに、建築業界では、こういう場合を既存不適格と言います。ははっ。
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