私の設計の大原則は「普遍的である事」です。
これは事務所を立ち上げた時からホームページやブログでもお伝えしてきました。
そして住宅に限らず身の回りの物でも同じような事を考えていて、普遍的なものは永く愛せるからだと思っているからです。
「普遍的である事」の中でも「普遍的な材料」という表現をよく使っています。普遍的な材料とは自然素材が代表的な材料で、その中でも特に木材が代表格と言えるでしょう。
私も積極的に木材を勧めていますが、それ以外のお勧めをご紹介します。
ケビントってご存知ですか。
第2外国語がドイツ語だった方なら分かりますか。
ケビントとは、英語で言うとキャビネット。直訳すれば収納棚です。
でも、ケビントを日本語として表現すると「医療棚」として使われています。
つまり、病院や診療所で使われる収納棚。種類は様々ですが、ケビントの代表格は白いスチール製。(もちろん木製もあれば、茶色や黒もありますが、白いスチール製が一番多いと思います)
そして、鉄ももちろん普遍的な材料。触れば冷たいですが、どことなく懐かしくて温かいデザインが木などの自然素材によく合います。
以前ご紹介した通り、私はBISLEYの家具が大好きです。それも含めていつの間にか白いスチール棚の虜になっていました。
一番最初に買ったのが、飾り棚用に購入した縦長のケビント。何てことない形ですが、一応イタリー製。
買ったのはBISLEYを買う3~4年前位。今から12~3年前です。
ミニのミニカーが増え始めた頃で、衝動買いでした。
ちょこんと立った4本脚がなんとも言えません。
3面ガラスなのも飾り棚として実用性充分ですし、スチール製なので、マグネットで写真を貼ったりもできます。
鍵がこれまた可愛いんですけど、このおかげで、ミニカーたちが子供たちに壊されなかったので、本当に助かりました。
最近もう1台ケビントを購入しました。
食器棚として。
やっぱり脚がカワイイ。これはキャスター付きで移動も簡単。
見たまんま食器棚ですし、
ケビントの最大の利点は収納内部もスチール製なので、濡れ雑巾で拭き掃除ができます。
庫内を中性洗剤で掃除できるのは、私にとって最大のメリット。
やっぱり、私は機能に惹かれてしまうみたいです。
皆さんの選択肢の中に是非入れていただきたい家具の一つです。
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