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飛ばしたくなる天気になってくれました。
・現場が多い
・冬だから
この2点の理由から大型パネルで建てることを神田工務店さんから提案がありました。
逆に大型パネルを使わない理由って何?って聞かれると
・建物が小さすぎるからさほど困っていない
というのが挙げられます。
どちらかを否定するんじゃなくて、うまく使い分ける。
技術を否定するんじゃなくて、どちらも認める。
この考え方が住まいを良くしていくと思います。
この飛ばしたくなる工事は、月曜日から始まりました。
これからの祭りを待ち構える足場
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ライブ当日開場前のスタジアムみたいな雰囲気があります。
とってもシンプルな基礎
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ここからどんな間取りかなんて想像もできないですが、
それに合わせて単純な土台でありながら一部細工しているところもあって、ミニストック-16には一体何が仕込まれているのっていう期待感を持っていただきたいです。
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色んな期待感を持ちながら現場で待機しているとついにやって来ました。
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工場で製作された壁パネルたち
午前8:37からバンバン空を飛び始めました。
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プロレスで言うといきなりフライングボディアタックから入るような、
サッカーで言うなら、開始12秒でファーストシュートまで持っていくみたいな、
レストランに行って、前菜無視していきなりメイン料理2品も頼んじゃったみたいな
全体的に何言っているか不明ですが、大型パネル施工が始まって
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10:00過ぎには1階の壁が終了
大型パネルの醍醐味はこの景色に集約されるのかなと思うんですけど、
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屋根がないのに壁がある。
シルバニアファミリーと同じ光景ですよ。
作っているのはエポック社ではありません
ウッドステーションです。
14:00には棟が上がって、いわゆる上棟です。
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棟が上がっただけじゃない。
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耐力面材も断熱材も防水紙もサッシも外壁下地もついている。
細かい作業が残っていますが、これも今週中には片付きます。
通常ここまで来るのにミニストックは3週間ほどかかるので、大型パネル工法で建てると2週間くらい現場作業を短縮することができました。
私この期間には3日に1回くらいのペースで現場に通っていたので、監理業務も大幅に短縮です。
(ただし、パネル工場とその回数分くらいの打ち合わせは行っています)
最初に書いた通り、
・現場が多くても性能にかかわる工事の品質(もちろん他もですが)は落とせない
・冬とはいえ、極力濡らしたくない
という目的に合致しています。
日が短いので作業が終わったのは日没後となったため、ご近所に迷惑にならないようにそそくさと現場を後にしましたが、
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翌日確認すると威風堂々の姿で建ちあがっていました。
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その日のお昼には防水下地施工も完了して、もう雨や雪に対して気にしなくて済みます。
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性能に関する工事は基礎断熱を残すのみで、残りは使い勝手と見た目の工事をするばかりとなります。
今回もなかなか楽しい造りです。
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お楽しみに。
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