native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【坂の上の狭小住宅】ノーチャンス

2019-02-09 19:28:34 | 坂の上の狭小住宅
午後の打ち合わせが終わって、外見たら雪積もってるじゃないですか。
打ち合わせ前は確かにアスファルト見えてたのに。

この状況を喜んでいるのはハート君だけ。
と言いながら私も今年初のソレルの履き心地を誰もまだ歩いていない場所でニンマリしていたのでした。



さて、




現場の方は無事屋根の下葺きが終わっています。


ひとまずこれで雨、雪の心配がなくなりました。
よって、今日の雪もセーフ。

室内から見るとこんな感じ。

木工事が始まって3日目には2階の天井工事も終えてしまいました。

これがこのまんま天井。
大工さんはもう2階の天井に触れることはありません。






なんつー簡単な工事





と思うかもしれませんが、
この天井には、耐震性能と防湿性能と断熱性能と防風性能と気密性能が仕込まれていて、防水性能に関しては3重になっています。
最後屋根を葺けば4重の防水層となります。

世の中に絶対はないですけど、この屋根から雨が染み入る可能性は限りなく0%に近いです。
4つの防水層を通り抜けないと構造躯体にたどり着かないなんて、どこのインディジョーンズですか。

雨水さん、ノーチャンス。
ごめんね。

単純そうに見えるけど実は複雑で、この性能のミルフィーユが結果、意匠として現れてくるという。

性能をそのまま意匠として表現するデザイン。
みたいなのがネイティブディメンションズだと思ってください。



コメントを投稿