【ministock-02(lab)】分かれ目-省エネルギーな小さい家-

「住宅の材料は、見えるところよりも見えないところの方が多い」

つまるところ、

「建物予算は見えるところよりも、見えないところに使われている」

とも言えるかも。

しみじみ読んでいただくと、しみじみしてきませんか。

しみじみばかり目にするとしじみの味噌汁飲みたくなりませんか。（本文と関係ありません）

ミニストック-02は造作工事中ですが、仕上げ工事に入るための準備が着々と進められています。
ネイティブディメンションズでは、様々な使い勝手をご提案させていただきますが、私の役割は、お客様に使いやすい工夫を提案することと同時に、大工さんにそれをどうやって作ってもらうのかを図面化することです。

どんな材料を組み合わせて使い勝手を良くするのか。
これが私の仕事です。


今回のキッチンは私が設計したオリジナルですが、通常オリジナルと言っても、図面を描いて家具屋さんまたはステンレス屋さんに作ってもらって、現場に置くのが通常です。
しかし、このキッチンはほぼ現場造作品。

キッチンとダイニングとＴＶボードが一体化した・・・

なんて言えばいいんでしょ。

・・・それです。（名前考えておこ）


床に描かれた円。
ダイアゴナルトイレが進化しました。


天井に溝を掘るのは定番化しつつあります。


建築化照明を数か所作る予定。


階段の壁に設けられた下地が何やらすっごく中途半端。
しかし、図面通り。

楽しく住むための分かれ目はすべて見えないところにあります。