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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【坂の上の狭小住宅】普通の家

2017-12-29 17:29:10 | 坂の上の狭小住宅
ここ最近は来年度のスノーピークのカタログを見ながら妄想を膨らませたり、膨らみ過ぎた妄想を押さえつけたりの繰り返しが続いています。
この繰り返しが楽しいんですよね。
↑これって、特殊な感覚でしょうか。買うより、妄想が好きな感覚。

一日中妄想したいところですが、年明けから始まる新しい設計の準備を年内にまとめるため、仕事をもう少し頑張ろうかなと思っています。

取り急ぎ外皮計算を済ませました。
相変わらず図面はまだスケッチ程度の2枚しかありませんが、これからの設計や打ち合わせをスムーズにするためには計算を終わらせておく必要があります。

という事でバージョンが新しくなった外皮計算ソフトを早速使って計算してみると、

計算結果が一番ランクの低い所に分類されました。(緑のランク程優れているらしい)

「特に動じておりません」

自分が何の計算をしているのかを理解せずに、判定OKとかNGだけを気にしたり、ランクだけを気にしてたら動揺するかもしれません。
計算の中身を見ると、狙い通りだったので問題なし。

なんで気にしていないのかというと、この計算の主旨は

「冷房・暖房の為に使うエネルギーを少なくしよう」です。

そしてこの表は、そのために断熱材と設備を良くした順のランキングです。
私は、断熱材と設備を優先的に良くしてエネルギー消費量を少なくしようと思っていないので、この表を気にしていないという事。

この表の結果で言えば、今時の普通の家を設計したという事になります。
しかし、ホームページブログで実際に生活されているお宅の光熱費を公表している通り、全館冷暖房を行いながらも家中の年間光熱費はわずかです。

通知表の成績上げたいのか、暮らしの質を上げたいのか、どちらの目的で設計を行うかで方法は変わります。

その為には色んなシミュレーションを行う必要があり、要は色んな妄想が役に立つという訳です。
つまり、キャンプ道具のカタログを沢山見ないといけないという事ですね!!





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