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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-04】永遠のテーマ-建築家の小さな自邸-

2021-02-07 22:21:54 | ministock-04
話が終わらない場所があります。

キッチン。

既製品か、

造るか。

ネイティブディメンションズはどちらも対応可能。
メーカーさんのシステムキッチンはもちろん、

木とステンレスを組み合わせて作ってみたり、

オールステンレスで作ってみたり、

モールテックスで作ってみたり。

どんな部分で悩んでいるかというと、
夫婦間の性格の不一致。

っていうほど大げさではありませんが、

私はシステムキッチンでいいと思ってるんです。
これは10年前に書いたミニストックの記事から想いはほぼ変わっていません。

一番は消耗品であるという事。

そして、やっぱりTOTOのキッチンは優れている。
一般的にシステムキッチンのメーカーって、ハコだけ自社生産して、水栓金具コンロ換気扇食洗機などは他メーカーからのOEMであることがほとんどです。
これには私興味なし。
ただし、TOTOだけは水栓金具と換気扇も自社開発していて、これがなかなかの優れもの。

水洗金具の特徴はこちらのリンクから。

しかも、今や黒もあるって。

除菌水の特徴はこちらのリンクから。

シンクの特徴はこちらのリンクから。

換気扇の特徴はこちらのリンクから。

で、ついでに言うとカウンターのデザインも格好いい。
一般的にメーカーさんのキッチンカウンターって3cmくらいの厚みがあってぽてっとしてるんですが、4年前くらいからTOTOは厚さ1cm程度の超薄型カウンターを採用していて、これがとてもすっきり見えるんです。

他には何気に収納内部が濃いグレーの板で作られていて引き締まっているとか。

妙に完成されているところがあるんです。
よって、過去のミニストックオーナーさんが採用したシステムキッチンはすべてTOTOさん。


それに対して、奥さんがキッチンは造り付けにしたいと。
造り付けの最大のメリットは収納を自由にレイアウトできるところでしょう。

オリジナルの収納レイアウトだったり、

フリースタイルパターンだったり。
究極のフリースタイル系。
脚をなくしちゃったよキッチン。

そのメリットを活かしたいのは、ライフオーガナイザーの資格を持つ奥さんが、自分の得意な収納方法でハコを作りたいって。

「奥さんが好きな収納方法は隠れているけど一目見て分かる収納」←矛盾だらけ。

その方法を閃いたというか、自分に合ってる収納方法を思いついたらしく、そのアイディアを採用してほしいです。
これはある意味、平均を狙うシステムキッチンにはできない技。

悩ましい。

これは禁断の技を出すしかないか!

下は作って、上は既製品。(洗面化粧台なら実績あり。けどシステムキッチンは挑戦したことなく、まだ若干悩み中)

ミニストック-04は誰にでも分かりやすい普通の住まい、かつこれからのスタンダードとなるような住まいにしたいなと思っているのですが、収納方法に関しては平均はありません。

平均を狙うと却って片付けにくい住まいになってしまう。
自分の性格に合っていない収納方法はストレスを生みます。

収納方法こそ個性が必要。

それを地でいくキッチンが着地点かなぁ。






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