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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

新潟で自然素材と高耐震、高気密高断熱を特徴とした狭小住宅「ministock」

2011-04-05 18:09:40 | ministock-狭小住宅・小さい家-

実務に直接は関係ないけど大事な事。

直接は関係していないだけに、気が楽で考えるのも楽しい事。

形も固まらない、まだボヤケまくっていた時にひたすらこの企画のタイトルを考えていました。

ministock

Img_21041 いかがでしょうか。

狭小住宅を意味する「mini」と資産として残る事を意味する「stock」をつなぎ合わせた造語です。

Img_21041_2 とても、オリジナリティ溢れたタイトルです。

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とは思えないですね。

それもそのはず、あっちを先に連想してしまいそうな意味もあると言えばある様な。ないと言えばない様な。

一時期、某巨大ホールディングスの決算において、スーパー事業がコンビニ事業に抜かれたのを覚えていますでしょうか。

品ぞろえが豊富でなんでも揃っているスーパーよりも、24時間営業は便利だけど品ぞろえは大した事ないコンビニの方が売り上げが良かった事。

Img_21042 いろんな要因はありますが、理由の一つは「コンビニで事足りるから」だと思います。(失礼。調べていませんが、私がそう思うからです)

つまり、大体足りているんです。

このイメージはministockにもあります。

「広い」は快適の必要条件でしょうか。広くなければ快適じゃないのでしょうか。

その為にあれこれと部屋が必要なのでしょうか。40坪の家に4人で住むと、単純計算で一人10坪を占有しています。

10坪とは20帖。

一人で20帖必要ですか?

もう一つ。

家を大きくする理由は物が多いからとも言われています。

その持ち物は本当に必要なものでしょうか。捨てられないですか。そもそも絶対必要でしたか。

欧米諸国から見た日本人の生活は、物が多すぎて納戸に人が住んでいる様とも言われています。

物が多すぎて片付けられない為にゴミゴミした空間になり、それが嫌だから広い納戸のある家が欲しくなる。

解決している様ですが、原因が改善されていません。(トヨタ生産方式で言えばダメと言う事になります)

これらを整理すれば家はもっとコンパクトにできます。

コンパクトは窮屈を言っているのではなく、必要なものだけを揃えて、ちょうどいい広さにするという意味です。

Img_21041_3 今こそ考えてみませんか?


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