native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

第7回住学-建築光と影編

2019-02-26 19:11:51 | 建築雑談
2月16日に開催された第7回住学

すでに1週間以上過ぎていますが、そのくらい経たないと立ち直れないんです。
(ホント言うと立ち直れていない。なぜかは後半で)

あまりにも会場の条件が良すぎて再びガルベストンさんで開催しました。
お店の雰囲気はもちろん、店員さんの対応が最高!


ね!

1限目はウッドハブの實成さん。
超にスペシャルが付くほどの構造のプロフェッショナル。
普段はお金を払わないとお話が聞けないお方。

右が實成さん。
ちなみに左の彼

ウッドハブさんでもう一人の代表を務めている小林くん。
彼は私が新卒で入社した会社の同期。
いわゆる臭い飯を食った仲。
ちと、ちがうか。

この實成さん。
後ろ姿でもはっきりと分かりますが、

構造のお話を笑いながらするんです。

楽しいんでしょうね。
そう、構造って難しいけど、理解すると楽しいんです。
なんでもそうですよね。

初めてスノボした時、逆エッジで吹っ飛ばされてお尻ばかりが痛かったのに、滑れるようになると楽しくなっちゃうアレと一緒。

しかも、天文学的な話なんかじゃなくて、普段の生活にたとえ話はいっぱい転がっていて、それを想像すれば大体当たりは付けられるんですよ。
そのイメージができれば大して難しくないでしょっていうお話。

構造が身近に感じられました。
さすが!

2限目は兄弟で設計事務所をしている塚野建築設計事務所の塚野さん

顔が似ているので、どっちがお兄ちゃんでどっちが弟か忘れました。
(うそ)

塚野さんの話、染みたなぁ。
染みすぎたなぁ。
タイトルは「さようなら建築・こんにちは建築」
どのギョーカイもそうだと思いますけど、すごく華やかな面と暗い面があって、どこにハマるかで面白いか期待外れかに分かれちゃうんです。

心が折れかけたり、再び戻ってきたり。
ドラマとかでよくあるやつですよ。
戻ってきた奴は強い!

住学メンバーってとても楽しい方ばかりなんですけど、もしかしたらみんな一通り通ってきたから今がある方ばかりなんじゃないかなって思いました。

ホントみんな強い。

お酒がじゃないですよ。

建築を思う気持ちが強い。

本当にいい話でした。

だから学生に参加してもらいたいっていうのもあるんです。

その後はいつも通りの懇親会

最近は座るのが面倒なので立食が基本。
立食の方がいろんな方とお話しできるから。

アカデミー賞のアフターパーティみたいなもんですね。

結局、同じ場所、同じ立食でそのまま2次会に突入し、

3次会でようやく座ることにして、


4次会で再びガルベストンさんに戻るという荒業を実施。

今回もとても楽しい会でした。

本当はこれでおなかいっぱいなんだけど、
最初に書いた未だに立ち直れない理由。

第6回住学直後の2月20日に住学番外編実施。

しかも2棟
まずは石田伸一建築事務所(SIA)石田さんのところへ。


住学から4日しか経ってなくて、みんな立ち直っていないはずなのに大好きなんですね。

全体的に重心が低く設計されていて、とても居心地がよかったです。
※天井が低い=重心が低いではありません。
この感覚を自在に使いこなす石田さん、渡辺さんコンビはホント凄い。



続いて、Ploot齋藤さんのところへ。


再びというか、安定のがっつき具合


齋藤さんの建物を見学するのは初めて。
全員白目むいてました。

ディティールが攻めすぎ。
悪魔のみを食べたのか、
ニュータイプなのか、

感覚があっちの人。

勉強になったなぁ。
建築の可能性を見せてもらいました。


で、

終わらない。

またまた4日後の2月24日に住学番外編実施。
ついでに言うと、23日に長岡で建築士の集いに参加して、24日は打ち合わせ2本こなして、上棟式と餅撒きしてからの参加。

もう、ね。

懲りずにぞろぞろ集まるメンバーたち。


こちらは渡辺さんの真骨頂といえばいいんでしょうか。
空間の重心の処理に加えて、ミリ単位の処理で空間をさらに良くしていました。
このこだわりはすごい。


詳細は石田さんのブログで紹介されています。

どの建物も、陰影の表現が素晴らしくて、とても居心地のいい空間でした。
これ以上は書いてて熱がでそうなので、この辺で失礼します。

寝よ。
明日から頑張ることにします。





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