屋根によく見る風景

住宅は住む人のエゴだけでなく、自然(街並み)と共生した姿だったり、色調だったりする事はとても重要だと思います。

オレンジ色の瓦が並ぶ南欧の風景や、ハーフティンバーを使った英国の風景、日本でも茅葺きは見なくなったものの、和瓦や板張りの並ぶ風景は住む人だけでなく、観る人の心も癒してくれます。

それは人だけでなく動物たちも脚を休める為に屋根に留まり、それが一つの景色として納まっています。

朝、屋根に留まる動物たちの鳴き声で目が覚める。

夕方、屋根に留まる動物たちの鳴き声で家に帰ろうかと思う。

無意識の中で人－建物－動物の係わりが出来ていますが、屋根に留まると聞いて真っ先に連想する動物と言えば、

やっぱり、猿ですよね。

猿でしょう。