毎年開催している建築士会コンペで今回の舞台が村上市のため、その準備作業でコンペ企画メンバーと審査委員長の手塚貴晴先生、由比先生と一緒に村上市を歩いてきました。
ここ近年のコンペは町の活性化も狙っていて、例えばコンペの優秀作品が実際に建つといいなぁとか、手塚先生がその町の設計に携わってくれるきっかけになればいいなぁと思っています。
そんなことをコンペメンバーで勝手に話しているんですが、超多忙の世界的建築家が地方のコンペに企画段階から関わってくれて、わざわざ村上市まで下見に来ていただけるんですから、
だから「世界的」なんだなと納得してしまいます。
手塚先生本当にありがとうございます。
コンペの課題は「素敵な建築を」
城下町として歴史のある町ですが、それでも他と同様に街並みの統一感が揃っているわけでもなく、余白だらけで活気があるとは決して言えません。
先生もぽつりと、
昔は著名な建築家がいる訳でもなかったのに素晴らしい街並みが形成されていた。
現代は、建築家という職業があるにも関わらず街並みは悪くなっていくばかりと言っていました。
私も同感。
なぜ昔できていて、今できないのか。
なぜ世界はできているのに、日本はできないのか。
これって大問題。
今、日本は世界から取り残されている状態。
ニュースじゃ教えてくれないけど、日本は明らかに世界の後進国になりつつあります。(皆さんご存知の通り)
それを少しでも変えたいというのがこのコンペ
毎年学生からの応募が多いこのコンペですが、誰でも大歓迎。みんなで街並みを考えましょう。
最後に茶館きっかわ 嘉門亭さんで休憩
大変美味しいお茶をいただいてきました。
お茶の葉もいただくシステム
大変おいしゅうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます