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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-08(modern)】表面は全体の一部。-現代版最小限住居-

2018-07-12 17:13:18 | ministock-08(modern)
遂に外壁工事完了!!
玄関戸付いてないけど。

あとは、電気屋さんが器具を取り付けて、来週初めに足場を解体します。
玄関戸付いてないけど。

どんな外観なんでしょうね。
楽しみですね。
待ちきれませんね。
私。

そして、内部の方も塗装屋さんがモクモクとコロコロしてます。


2週間前から塗装工事に入っているのに、ようやくコロコロ?
そうなんです。

コロコロするためには表面が平らじゃなきゃできません。
この2週間塗装屋さんはひたすら表面を平らにするために、パテを塗ってはサンドペーパーを掛けてを繰り返して、ようやくたどり着いた今日です。

実際に塗る工事はほんの2-3日程度。

目に見えない工事の方がはるかに多いんです。

但し、木材の収縮により、塗装表面がひび割れたり、ビスが浮かび上がります。相手が木だけにこれを止めることはできません。
対策は、耐震性能、温熱性能を計算し、キチンとした施工をすることで、ひび割れは最低限に抑えられます。
単なる木の収縮のせいにはしません。

外壁も同じ。
今回は外部、内部ともに塗装工事と左官工事があります。各職人さんがその下地処理をするのはもちろん、そこにたどり着くまでに大工さんがどれほどの作業をしたかっていう。
過去のブログを読めば明らかですね。

その結果、こんな質感に。

お部屋の見た目を良くするために別の素材で着飾るとかは一切なし。

(もちろん色を変える事もありますが、同じ塗料使ってるので質感は変わりません)

質感だけで表現します。


アクセントどころか、お部屋全体のトーンをそろえて、陰影により立体感がとても分かりやすくなります。


表面は全体の一部。
Wさんと楽しく会話しながら浮かんだカタチそのものがデザインの主役です。



ただの飾りに主役は譲りません。←ここは設計者のエゴ。






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