navikuma のブログ 陽炎のようにゆらめく景色のなかを走行中です。

ユーラシア大陸の端っこからのたわごとです。

sushiko Milan

2012年06月16日 | 日記
写真は別の日本にある回転寿司レストランです。

考えさせられましたね、昨日は。
何のことかって?
日本食文化とその行方についてですが、出先で流行まっただ中の寿司レストラン方々にて。
今や欧州中どこへ行っても日本食や特に寿司レストラン・すしBARがあってほどほどの味のそれほどやばくないものが食べられる。
ミラノ近郊、宿泊したホテルのそばにショッピングアーケードが在ってそこをぶらぶら歩いていたら”SUSHIKO ”という回転寿司レストランがあって週末の晩ということで家族連れやらトモダチ仲間連れらしき人たちでほぼ満席。
じつは、そこへ行く前にやはりミラノ近郊のMONZAという町にある”TOKYO "という寿司(飲茶?メーニューもあり)レストランで夕食を摂って来たばかりでした。
まあ味は悪くはなかった。

はて?
すしこう、スシコウ、寿司好、寿司幸という名前、どこかで見た覚えがあるけどはたしてどこだったけ?
腹ごなしにそのショッピングアーケードをぶらぶら2周してそのすし屋の前を通り過ぎる時やっと思い出しました。

4年前までは主に仕事上頻繁に日本へ行っていました。その途上立ち寄ることが多かった東京、そう築地にある”築地寿司好”の寿司屋とおなじ名前ではないか。
そこは築地の魚市場から仕入れた新鮮で上質なネタの当然美味い寿司がいただけるごく真っ当な寿司屋、片やここミラノ近郊の”SUSHIKO ”は日本の回転寿司のイタリア版です。地中海産の魚介類のネタの寿司ですね。
確かめた訳ではないけど双方につながりはないだろうことはおおよそ推測がつく。

複雑な気持ちにさせられたのは、いまや世界中に広がった寿司食文化ですが、いたるところで人気がありまた気楽に食べられるようになった。 スーパーマーケットでだって買うことができる。それらは我慢して食べる代物だけどネ。

さて本家の東京の江戸前寿司はどうなるの?
もう危なくて食べられなくなっているはず。
東京に限らず、近海産のネタを使った寿司はヤバイと思うし。
もし、今すぐ東京へ行くことになったら寿司は食べないしそのほかのものだってもちろん食べるものに徹底的に注意するつもり。
何がって、当然なこと、放射能汚染食品による内部被曝のリスクについてです。

中国の食品汚染についても怖いけど、日本の放射能汚染ももっと怖いね。

要は、皮肉にも ”もう寿司は日本では食べられなくなり、外国へ行って食べるものなんてことになってしまうのか!”って事。

寿司や日本食が世界中でとても好まれ愛されているという反面、本家本元はその食文化を育て守り、継承していくことがますます難しくなってきているという状況です。
このことに対して日本列島の外にいる日本人の一人としてさて何ができるのか?
あと数年か数十年して、まだ自分が生きていればの話だが、本場日本の寿司のことを話せる数少ない老爺なんてことになるかもしれない。
”SUSHIKO ”の繁盛振りを眺めながらそんな妄想が目の前に現れてくる。
哀しいかなあり得るような話になりそう...


東京で寿司を食べても大丈夫か?
http://blog.livedoor.jp/knoritoshi/archives/7102358.html

こんな状況でもあるし、ノー天気ではいられない。
マスコミの終焉
http://ameblo.jp/mademoiselle-ai/entry-11278075837.html

官邸前の再稼働反対1万人集会を全く取り上げない、この巨悪マスコミ犯罪者集団!
http://blogs.yahoo.co.jp/wantonblog/MYBLOG/yblog.html




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2 コメント

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回る寿司 (すみとも)
2012-06-18 10:14:57
東京湾の江戸前ものは、尾ひれ無し 背曲がり・・・等々 上がっているそうですが、超安値で買われて行くそうですよ。

“回る寿司 カネの回りも 良くて吉”・・・ハハハ!尾ひれがついたような話しですが、現実です^^

外国産の冷凍魚を仕入れ過ぎの商社は、値崩れでダメージ!

”旨かった 近海ものも 語り草”・・・子々孫々に伝えましょう(笑)
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外からは見えない (navikuma)
2012-06-20 15:40:58
すみともさん

その尾ひれが無いあるいは背曲がった魚を寿司種にする寿司屋は救われないですね。

もっと深刻な問題はそのような外から見えないごく真っ当な外見の魚、貝や甲殻類達だって深刻な放射能汚染されていることです。

じゃあ干し魚や焼き魚や揚げ物、練り物などは大丈夫かというと やはり外からは見えないけどNGでしょう。

とにかく食べ物や飲み物からだの中に入るものはすべてリスクの無いあるいは出来るだけ低いものを選んで摂るしかなさそうです。

各自放射能・放射線測定器を常帯して測るとか。

近いうちにそういうことが日常的になるやも知れませんね。

どのような隠し事もどのように隠しても、いつかはお天道様の下へ現れるものです。


哀しいかな、というようなシュールな風景が現れつつありますね。

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