navikuma のブログ 陽炎のようにゆらめく景色のなかを走行中です。

ユーラシア大陸の端っこからのたわごとです。

ブランデンブルグ近郊の夜は更けゆく

2011年02月21日 | 日記
先週末夜、残念ながら予定したベルリンまでたどり着けませんでした。

アウトバーンA2で行くベルリンの手前にあるポツダムさらにその手前のブランデンブルグ、その近郊であるZiesarという村近くのアウトバーン上のパ-キングエリアで今回の旅程は潰えました。

直前までまったく快調そのもの140~150km/hで深夜のアウトバーンを走行していた我が車はとつぜん警告ランプが点燈したためその直後すぐその先にあったパーキングエリアで停車しました。

何が起きたのかと訝しげに降り立った私の目に映る薄暗い外灯の明かりに佇む我が車の下からたった今走ってきた方へ黒い線が一筋描かれていました。
ボンネットを空けハンドライトの明かりでエンジンの下を覗き込むとそこにはまだ湯気をたてながら黒いオイル溜まりが拡がりつつありました。
その時今日はもうこれ以上先へ進めない事を悟りました
。*(バツ)**(最低)**(進入禁止)**(すっぱい)*
宵闇に粉雪が風に舞う金曜日午後10時30分でした。

それからは非日常的沙汰一色の展開でしたがそれでも翌土曜日未明にはブランデンブルグ近郊の宿のベッドに疲れた身体を横たえることができました。
そして自分自身と小荷物は同土曜日夜半急遽手配したレンタカーで自宅に舞い戻りました。
が不慮のトラブルに見舞われた我が車は大荷物ととともにまだブランデンブルグ近郊ADAC系ディラーに在りますが、約1週間強後にキャリアカーでこちらへ陸送される予定です。

今週末の予定変更を余儀なくされたとのと、我が車の予期せぬ修理が発生したので今日もほぼ半日その準備対応に忙殺されました。

あのときADACレスキュー車が来るまでのあいだ金曜日深夜から翌未明までですが暖房なしの為冷え込んだ車内で待つのはなかなか厳しかったですね。
外は粉雪が舞っていましたしネ...

ときにははこんなこともあるんですね。*(砂時計)**(地球)**(いっぷく)*

今日はベルリンまで

2011年02月18日 | 日記
これからといってもたぶん午後5時過ぎになるでしょうが、車で自宅を出発して一路東方へ向かいます。
予定では今晩中にはベルリン近郊の宿泊場所へたどり着くつもりです。
道のり約700KMほどですが、天候はまあまあですし夜道のアウトバーン走行がほとんどですからそれほど難しいことはナイト思います。
翌土曜日はワルシャワへ。

帰宅は翌月曜日夜ですがまた翌朝ドイツへ日帰りで行ってきます。
ここ数日は車の中で過ごす時間が多いです。

ではもうすぐ出かけますのでしばし留守にします。
*(ダッシュ)**(車)**(ニヤ)*

しばしこちらの娑婆からあちらの...

2011年02月05日 | 日記
今日はどういう訳か早く目が覚めてしまい居間へきてPCに向かいました。
薄明につつまれた窓の外では黒い木々が昨晩からはじまった強い風にふかれて揺れていました。

幾つかよく聴いている曲を貼り付けておきます。

最初はYanni(ヤニ)というギリシャ出身の音楽家の紫禁城でおこなったコンサートで奏でたゆったりしたナイチンゲールという曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=GhV2ceRw2N4&feature=related

次はカナダ出身の音楽家でありケルト族の末裔ロレーナ マッケニットは、かつて古代ケルト民族が覇を唱えたこともある小アジア(今のトルコ中央部)フリギア王国へ旅してその古代と今との想いを語る曲です。
ちなみにBC4世紀かつてのフリギア王国(BC12世紀からBC7世紀ぐらい)の旧首都へゴルディオンへ遠征したアレキサンドロスはこの街の神殿にある”ゴルディアスの結び目”を一太刀でほどいた(ぶった切った)との伝説があるところです。
http://www.youtube.com/watch?v=siXe7bKt1q0&feature=related

同じく同上のロレーナがこんどは、
古代フリギア王国の前に栄えていた鉄器で知られているヒッタイト王国の末裔と自称するコーカサス民族への想いを詠い奏でた曲です。
彼らは誇り高き戦士民族で、雄大で険しくしかし美しい山岳世界で5000年の時を超えて実に数多のスパーパワー達と戦い抜いてきた歴史を持っています。
その相手というをさらっと列記すると、
キンメリア族、ギリシャ、ローマ帝国、ペルシャ帝国、フン族、サマタリアン、アバース、ティムール帝国、ビザンチン帝国、ハザール帝国、オスマン帝国、タラニック、モンゴル帝国、オルド族、タタール族、ババリーア、そしてロシア帝国。
そしてエカテリ-ナ2世の頃から始まった戦いからついにはアレクサンドル2世の時にコーカサス地方は完全に征服された。

今の北コーカサス地方で舞台はチェチェン、イングーシ、北・南オセチアそして2014年に冬季オリンピックの開催地ソチ市のあるグラスノダール地方、その南アブハジアなどなどですが、いわゆるCircassians民族=サーカシアン人(あるいはチェルケス人)達はその大多数はかつてのオスマントルコ帝国圏の国々に移り住んでいます。

http://www.youtube.com/watch?v=5lMbVzFtvM8&feature=related

かつての時代でもそして今でも強国・大国・帝国の覇権による強権を使った横暴に翻弄されるのは隣接した地域の人たちです。
今もそれに対して立ち上がりつつあるのがア○リカ・○国シ○ニスト(○す○える)帝国の横暴非道な搾取と(間接的な覇権)に対するチェニジア、エジプト、イエメン、(たぶんレ○ノンや○ウジらもか)の人達なのでしょう。
そんなイメージがダブって見えるようです。*(シャイ)**(びっくり1)**(砂時計)**(地球)*