トワイライトゾーンへの入り口をかすめた?
あれは自分にとってどういう意味なんだろう? と考えさせられる出来事がありました。
先週、木曜日夜8時すぎ、デュッセルドルフの市街路をケルン方面へ向かって車で走っているときに遭遇した不可解な体験です。
路面電車の副線路が中央に埋め込まれ車道は片側2車線ありそれに沿って駐車帯と同じぐらいの道幅の歩道が敷設されている市街路です。
その出来事が起きた時刻には進行方向自分の前方12~15mぐらい少し離れたところを車が3台、併走車が一台そして少し離れて後続の車が2~3台(すべて乗用車)いるぐらいでそれぞれ自分も含めて制限速度の50KM/Hぐらいで信号停止からまた次のところまで走っているという状態でした。
まだ街中ですから街灯や夜間照明があって真っ暗ではありませんでしたが、照明が行き届かないところもあちこちにあってそのことが起きた場所は街路灯の照明はとどかず闇の部分が一面に拡がっているような薄暗い部分で、しかしその先20~25mでは結構明るい照明に照らされている信号機がと横断歩道がありました。 私が運転していた車はVITOという1t積みのメルセデスの貨物車で車高は2mほどでその前後を走っていた乗用車たちよりひとまわり運転席が高かったから前方視界は良好でした。
それはVITOのヘッドライトに照らされた前方7~8mほどのところに、突然出現したのです。
主に自分が走行している車線を塞ぐ様に大型の業務用掃除機(3~4mの太いホースつき)ひとつと真っ黒で1辺30~50cmぐらいの大きさの、たぶんポリエステル製コンテナの破片10数個が路上に道幅いっぱいに、なんと路面電車の車線敷まで拡がり散らばっていました!
私はその瞬間急ブレーキを踏みました。すぐ右横を併走していた車(これもベンツの乗用車)もほとんど同時に急ブレーキ。
タイヤがロックしてスキッドマークを描きつつその大型掃除機とたくさんの破片の中へまっすぐ突っ込んでいきました。とっさの判断ですが左側は路面電車の線路で石畳になっていたし右側には他の車がいたのでその瞬間には進路を変更することができず直進するしか選択肢がありませんでした。
いくつかの(たぶん)ごみコンテナの破片を前輪で乗り越え同時に車体の下へ巻き込みつつスリップしながら掃除機へ軽く衝突しました。コンテナの破片の中でVITOは停止しましたが、フロントバンパーに軽く衝突した掃除機はその反動で前方にはじかれVITOの前方7~8mぐらいのところまでホースを引きずりながら走っていって止まりました。掃除機のボディ下には小さな車輪が4箇所ついているので平らなところでは容易に移動できるのです。
そのとまったところで、ほとんど数秒ですが何が起こったか考えてみました。
突然現れた路上に散乱したコンテナの破片(大きな)と大型掃除機一台?
だって、すぐ直前を走っていた車たちはこの大型掃除機とコンテナの破片(大きな)をどうやって走り抜けたの?
彼らはまったく車線変更もブレーキも踏んでなかったぞ??
車線変更なしに車線ほぼど真ん中にあったその大型掃除機を避けて走り抜けることは不可能 ???
前を走っていた車と自分の車の間に空から(道路沿いの家の高い位置にある窓から)これらのものが降ってきたの???
もしそうならその掃除機もコンテナの破片もまだ落下してきて路面にクラッシュした時の反動モーション・慣性スピードがあって動きつづけていたはず、だけどそれらを見た時にはすべて静止していた ???
それとも、地面(アスファルトと石畳路面のしたから湧きだしてきたの???
あるいは、暗闇の空間から突然出現したの??
それから、ゆっくり、ゆっくりと動き始めて今弾き飛ばしたばかりの大型掃除機を避けて、且つコンテナの破片を踏み越えて(あまりに散乱していたので前にすすむにはあえて踏み越えるより他に方法なし)その場を離れて前にすすんでいった。
散乱している破片を道路わきに片付けるということはあまりに数多くのまた広い範囲に散乱しているコンテナ破片を片付ける作業を暗がりの路上で行うのは今度は身の危険を伴うと判断してやめた。
ただ唯一軽く追突したのは大型掃除機であり、VITOもバンパーも無傷(あとで調べた)であった。
コンテナ破片が散乱した一帯を抜けて走り出すとどうやらそのコンテナの破片1辺が車体下のどこかにひかかっっているらしい軽い引きずり音がしたが無視してゆっくり走り始めた。
リアビューミラーで後ろを振り返ると後続の車数台がその同じ場所に止まっているのが見えた。彼ら(乗用車)ではコンテナの破片は大きすぎて踏み越えて走りぬけることができないからだろう。その点VITOだと、すこし乱暴だが難なく走り抜けることができた。 約50mほど先へ走ったところで車体下にひっかかていたコンテナ破片が外れて何も音がしなくなった。
それから約170KM先にあるHerborn市の宿泊先に向かって一路夜のアウトバーンを走ってゆきました。
その晩の出来事は、いったいなんであったのだろう?
そして自分にとってはどういう意味のあることなのだろうか?
昨今、仕事で多忙を極めて日々を繋いでいる自分に対しての何かの啓示なのだろうか?
もうすこしおちついて立ち止まってゆっくりしなさいとか、隅の暗がりに散乱している身の回りの事象について少し整理し、(大型強力な)掃除機で掃除しなさいとか。
それとも想定外、予期せぬ出来事に直面してもあわてず冷静に対処しなさいとかいう予告の意味での啓示でしょうか?
仕事机の上や周りは未処理の仕事書類や物品が積まれたままで久しいし、我が家の部屋の掃除はミニマムですし…
今あの出来事を思い出してみると、(たぶん)ごみの大型コンテナが壊れた破片が散乱していましたが、中に入れてあるべき ”ごみ” そのものはまったくありませんでした。それから、大型掃除機のホースは付いていましたが、吸入口=ヘッド部品もなかった。
さて、いったい何が起きたのか、それがどう意味なのか、考えさせられるここ数日です。
Первая телепортация в г. Пенза (The first teleportation in Russia)
https://www.youtube.com/watch?v=n-oJCiGCQ9c
何!この車どっから現れた?時空を超えてきたの!?
https://www.youtube.com/watch?v=FiCqlyOTsg8