夜はけっこう涼しいのと連日の修理作業の疲れのせいか毎晩じつにぐっすり眠れる。さすがに目覚めた時,なれぬ作業で酷使している肩や首がおもくまた腰も渋く荒れてささくれ立った両手の皮が腫れぼったい感じがする。
先週末にはじめてから延べ5日目にして7合目ぐらいまで登って来たが感じであるがすべての修理作業が完了=登頂成就までにはあと3~4日ほどかかりそうだ。
まあ3年越しの修理であるからいまさら急ぐ必要もないし。
その5日目にしてやっと壁にあけたおよそ80cm x 100cmの穴2箇所にふたをするとこまでこぎ着けました。
そのあとはふたと壁の隙間をパテでうめ段差ができないように平に仕上げてから最後に壁の装飾塗料を塗るという作業が残っています。
なにせ素人の為せる俄か修理作業です。ここまで来るのに片手以上の難問題に直面,その度に額にから流れ落ちる汗の滝がその度に凍りつくようでした
排水が漏れる樹脂製パイプ(11cm径)
を修理するにはこわれた部分周辺を切り取って新しい部分を組み替える必要があります。
ちょうど地面(コンクリートで固めてありました)に入り込んでいるL字型に折れ曲がっている部分です。
そのために床のタイルを一列はがしてから
排水パイプのまわりのコンクリート地面をコンクリートたがねと1.5kgハンマーを使ってほり進むのです。
ハンマーを数回打ち下ろすごとにコンクリートはわずか数cm片に砕けるのですが,掘り進むうちにけっこう大きな硬い石石や鉄筋にも遭遇したのです。
階段の下に潜り込んでこれをやるのです。
ちょうどほふく前進姿勢でコンクリートの地面を掘るような具合でした.
後頭部もハンマーを何度も階段にぶっつけながらも掘り進んでいって初めて判明したことがあります。
排水パイプはL字型に折れ曲がったその先で連続してさらに下へ逆さL字型に曲がって地下深くへ落ち込んでいました。排水パイプを切り取って接合するには少なくとも5cmぐらいの素の直線部分が必要なのです。
切り取って新しく組み換えする部分をどこにするか(連続L字になっていて直線部分がないではないか!)によって掘り進める範囲が決まります。
もちろん少ないにこした事はないんですが...
結局5cmを3cmにまけて貰い(オマケ=いわゆる手抜きです)上と下のL字のちょうど中間部分を切断しました。
さて組み換えするL字型排水パイプについてですが,11cm径の樹脂製です。
近くのホームセンターで同じ寸法の材料を幾つか買ってきました。
それを床の上に並べてオス型メス型ストレート部分コーナー部分といろんなパーツを組み合わせてみて寸法・形とそして作業手順が成り立つように案を作るのです。
この時1点不可解なことがありました。
L字型コーナーパーツの曲がる角度のことでした。ただ気のせいかとも思いましたが。
そして対策案がまとまっていよいよ問題の組み換え部分の切り取りを始めました。
上側も特に地面を掘って確保した下側は排水パイプ本体のまわりのすき間はごくわずかですからまっすぐに切断するのは難作業です。
素人ですから,特殊道具なしでそういう作業をするので大変です。
金のこを中心に他5~7つぐらい違う道具を駆使して何とか切断作業を済ますことができました。
そしていざ試しに組み替えるパーツを順序良く組み込んでいったら大変なことが判明したのです。*(青ざめ)*
危惧していたあのL字型コーナーパーツの角度が異なるために長さも変わってきてさらに後にあるブロック製壁に当ってしまうのです。正確に測れないので推測ですが今あるパーツはコーナー45度の物ですがもともと使われていたものはコーナー60度のもののようでした。
この後の経過は次のような具合でした。
このパーツを購入してきた近くのホームセンターへいって再度コーナー60度のものがないか探し尋ねましたがありませんでした。
インターネット上でも探しました。それでもありませんでした。
その後次から次へと家の近所にあるホームセンターや金物屋5軒を探しましたが、やっぱりありませんでした。
どうやらこのコーナー60度パーツは我が家が建てられた約35年前には普及していたかさもなくば建設業者特注品だったのかもしれません。
とはいっても排水パイプが治らないとトイレにさえ行けなくなるので必死です。
最後の5軒目で居並ぶ材料たちを手にとってああだこうだと粘りに粘って特技のオマケ(=手抜き)をする案を考案しその部品である追加ジョイントを買ってきました。
また階段の下に潜り込んで調整しては組みそしてはずしまた調整しては組みまたはずしを繰り返して腰痛がもう我慢できなくなる頃にやっと修理パイプ一式が収まるところにオマケをしてもらって無事収めることができました。
さっそく漏れがないか試しの水流しです。
自分は今修理なったパイプ一式の前にはいつくばって息子に頼みました。
まず,おしっこがボシャボシャと落ちる音がしました。
一呼吸置いてゴボッドシャ~ンと上の階にあるトイレから流された水が排水パイプの中を流れ落ちそして目の前の修理なったパイプを一瞬ブルッと震わせてその中を勢いよく通過する”元気な水音”が響きました。
懐中電灯の明かりを照らしてみて慎重に調べましたがもう水漏れはありませんでした。
自信がついてきて息子にもう一度トイレの水を流してもらいました。
こんどはボシャボシャ音はなくて一気にゴボッドシャ~ンときました。
やっぱり水漏れはありませんでした。
よかったやっと3年越しの水漏れが治った,やれやれです。*(ハート目)*
水漏れはもうありませんでしたが,自分はシャワーを浴びたように作業の汗でびっしょりでした。
まだ実感は沸いてきませんでしたが,このときにこの修理作業の峠は越えたようでした。
この後まだまだ修理作業が続いて行きさらに3つほど激戦が展開されるのですが,長くなりすぎますのでそれは今回割愛することといたします。
今回インターネットへのアクセスができなくなって困りましたが,どういうわけかしばらくたって(1週間以上たって)また再びできるようになりました。
それから先週と今週今日まで夏休みに出かけたバルカン半島のことを少しずつ書いてみたいと思います。
先週末にはじめてから延べ5日目にして7合目ぐらいまで登って来たが感じであるがすべての修理作業が完了=登頂成就までにはあと3~4日ほどかかりそうだ。
まあ3年越しの修理であるからいまさら急ぐ必要もないし。
その5日目にしてやっと壁にあけたおよそ80cm x 100cmの穴2箇所にふたをするとこまでこぎ着けました。
そのあとはふたと壁の隙間をパテでうめ段差ができないように平に仕上げてから最後に壁の装飾塗料を塗るという作業が残っています。
なにせ素人の為せる俄か修理作業です。ここまで来るのに片手以上の難問題に直面,その度に額にから流れ落ちる汗の滝がその度に凍りつくようでした
排水が漏れる樹脂製パイプ(11cm径)
を修理するにはこわれた部分周辺を切り取って新しい部分を組み替える必要があります。
ちょうど地面(コンクリートで固めてありました)に入り込んでいるL字型に折れ曲がっている部分です。
そのために床のタイルを一列はがしてから
排水パイプのまわりのコンクリート地面をコンクリートたがねと1.5kgハンマーを使ってほり進むのです。
ハンマーを数回打ち下ろすごとにコンクリートはわずか数cm片に砕けるのですが,掘り進むうちにけっこう大きな硬い石石や鉄筋にも遭遇したのです。
階段の下に潜り込んでこれをやるのです。
ちょうどほふく前進姿勢でコンクリートの地面を掘るような具合でした.
後頭部もハンマーを何度も階段にぶっつけながらも掘り進んでいって初めて判明したことがあります。
排水パイプはL字型に折れ曲がったその先で連続してさらに下へ逆さL字型に曲がって地下深くへ落ち込んでいました。排水パイプを切り取って接合するには少なくとも5cmぐらいの素の直線部分が必要なのです。
切り取って新しく組み換えする部分をどこにするか(連続L字になっていて直線部分がないではないか!)によって掘り進める範囲が決まります。
もちろん少ないにこした事はないんですが...
結局5cmを3cmにまけて貰い(オマケ=いわゆる手抜きです)上と下のL字のちょうど中間部分を切断しました。
さて組み換えするL字型排水パイプについてですが,11cm径の樹脂製です。
近くのホームセンターで同じ寸法の材料を幾つか買ってきました。
それを床の上に並べてオス型メス型ストレート部分コーナー部分といろんなパーツを組み合わせてみて寸法・形とそして作業手順が成り立つように案を作るのです。
この時1点不可解なことがありました。
L字型コーナーパーツの曲がる角度のことでした。ただ気のせいかとも思いましたが。
そして対策案がまとまっていよいよ問題の組み換え部分の切り取りを始めました。
上側も特に地面を掘って確保した下側は排水パイプ本体のまわりのすき間はごくわずかですからまっすぐに切断するのは難作業です。
素人ですから,特殊道具なしでそういう作業をするので大変です。
金のこを中心に他5~7つぐらい違う道具を駆使して何とか切断作業を済ますことができました。
そしていざ試しに組み替えるパーツを順序良く組み込んでいったら大変なことが判明したのです。*(青ざめ)*
危惧していたあのL字型コーナーパーツの角度が異なるために長さも変わってきてさらに後にあるブロック製壁に当ってしまうのです。正確に測れないので推測ですが今あるパーツはコーナー45度の物ですがもともと使われていたものはコーナー60度のもののようでした。
この後の経過は次のような具合でした。
このパーツを購入してきた近くのホームセンターへいって再度コーナー60度のものがないか探し尋ねましたがありませんでした。
インターネット上でも探しました。それでもありませんでした。
その後次から次へと家の近所にあるホームセンターや金物屋5軒を探しましたが、やっぱりありませんでした。
どうやらこのコーナー60度パーツは我が家が建てられた約35年前には普及していたかさもなくば建設業者特注品だったのかもしれません。
とはいっても排水パイプが治らないとトイレにさえ行けなくなるので必死です。
最後の5軒目で居並ぶ材料たちを手にとってああだこうだと粘りに粘って特技のオマケ(=手抜き)をする案を考案しその部品である追加ジョイントを買ってきました。
また階段の下に潜り込んで調整しては組みそしてはずしまた調整しては組みまたはずしを繰り返して腰痛がもう我慢できなくなる頃にやっと修理パイプ一式が収まるところにオマケをしてもらって無事収めることができました。
さっそく漏れがないか試しの水流しです。
自分は今修理なったパイプ一式の前にはいつくばって息子に頼みました。
まず,おしっこがボシャボシャと落ちる音がしました。
一呼吸置いてゴボッドシャ~ンと上の階にあるトイレから流された水が排水パイプの中を流れ落ちそして目の前の修理なったパイプを一瞬ブルッと震わせてその中を勢いよく通過する”元気な水音”が響きました。
懐中電灯の明かりを照らしてみて慎重に調べましたがもう水漏れはありませんでした。
自信がついてきて息子にもう一度トイレの水を流してもらいました。
こんどはボシャボシャ音はなくて一気にゴボッドシャ~ンときました。
やっぱり水漏れはありませんでした。
よかったやっと3年越しの水漏れが治った,やれやれです。*(ハート目)*
水漏れはもうありませんでしたが,自分はシャワーを浴びたように作業の汗でびっしょりでした。
まだ実感は沸いてきませんでしたが,このときにこの修理作業の峠は越えたようでした。
この後まだまだ修理作業が続いて行きさらに3つほど激戦が展開されるのですが,長くなりすぎますのでそれは今回割愛することといたします。
今回インターネットへのアクセスができなくなって困りましたが,どういうわけかしばらくたって(1週間以上たって)また再びできるようになりました。
それから先週と今週今日まで夏休みに出かけたバルカン半島のことを少しずつ書いてみたいと思います。