きょうもまだ行方知れず...
どこへ行ったやら。
昨晩遅く着いたアムス空港で待てども待てどもミラノ空港でチェックインした我がバッグが出て来ませんでした。
それでベルトコンベアのすぐ近くの並びにある(場所が、あの~その~なんと言おうか、やや機能的すぎる嫌いがあるな)手荷物取り扱いサービスデスクへ行ってその旨を届け出て書類を一枚いただいた。
”受付係嬢いわく多分明日午前中にはお客様の電話へ連絡が入り同日中には宅配便で送り届けられると思います。”との事務的ではあるが慰めのお言葉を拝受いたしました。
ああそうですかというほど能天気ではなので気落ち気味。
ミラノ空港への途上は週末へ入る金曜日夕方の特別渋滞で夕食を摂る時間がなくその届出が終わった時刻11時半すぎにはすきっ腹で疲労困憊気味でいつもの悪いパターンで落ち込んでいました。
そしてきょうは?
午前中にはまったく音沙汰なし。
午後も終わろうとするころになってもまだ音沙汰なし。
買い物や雑用をすましてひと段落した夕刻さてどうなっているんだろうかとそのサービスデスクへ電話を入れました。
あっけらかんと”まだ行方がわかりません!”とノタマワレル。
”出発したミラノ空港からは確かに我がバッグは出たのか?”と問いただすと。
”それもわかりません!”と事務的な返答。
”それではいまだにまったくどこに行ったのかさへまったくわからない完璧行方不明ではないか!!”*(いっぷく)*
コンピューターのスクリーンにはきのう届出をした時点での状況から進展はおろかまったく変化なしではないか!
”そんなのは返答になっていない。今この場で直ちにミラノ空港へ電話でも何でもいいから問い合わせをして我がバッグの所在を確認しなさい!!”と
強い語調で、まるで直属の上司が命令をするような調子で要請した。
常ずね実感するんですが、今の世の中”DO IT YOURSELF!”的な出来事があまりにも多い。
素直に言われたとおりに従順だと何も解決せず状況が悪化こそすれ問題解決へむかってへの進展など望むほうがむり、概してなんだかわからなくなって霧散する。
そして全面的かつ一方的な被害者で終わるような場面がばっかりだな。
かつての共産主義国によくあったような無機質的展開になる。*(ジロ)*
その後も再度問い合わせをしつつも
”いまだ我がバッグは行方知れず”
本当に困る。
まあ空の移動回数が多いので時々はこんなことがあるんですが…
コンピューターのスクリーンの向こうには真っ当な人間様がいるんだろうか?
ひょっとしたら利に聡いプログラムが取り仕切っていて誰もいないのかもしれないな。
*(最低)**(激怒)*