ずうっとずうっと昔の話なんだけども家の近所におたきばあさんと呼ばれていたおばあさんが住んでいたんです。*(砂時計)*
私が物心つく頃にはすでに腰が深く曲がった本物のおばあさんだったんだから相当な高齢だった筈です。*(退屈)*
で、家の用事(回覧板かなんかだったけど)で時々そのおたきばあさんの家へ行くと昼間でも真っ暗な上がりかまちにぬうっと姿をあらわしてだみ声で”おおっXX坊,文吉っさんとこの!”って言いながら今度は”おおいっ,おじいさんっ!”って旦那さんをよぶんです。
多分、旦那さんだけが字を読めたんでしょう。
*(鉛筆)**(グッド)*
その家には息子さんもお孫さんもだ~れも同居していなかったからなんで”おじいさん”て呼んでたのかな?
おじいさんは久作さんという人でとってもやさしい特に子供達に優しいひとだったな。好々爺だな。*(青ハート)*
なんで急におたきばあさんのことを思いだしたかって言うと今日お隣の幼い次女を見ていて突然自分の幼少の頃のおたきばあさんを思いだしたからです。
そのおばあさんはなんかとっても怖くていつも暗がりにいるような不思議な雰囲気を持っていたように記憶している。殆ど話をしなかったし,特に幼い子供にとっては近寄りがたい気配があった。*(青ざめ)*
夏になって蝉取りにその家の前を通り抜ける時はおたきおばあさんに会うと怖いからいつも駆け足だった。*(青ざめ)**(足)**(ダッシュ)*
あの後,久作さんに先立たれてからおたきばあさんはどっか遠い親戚に引き取られていったと話を聞いている。*(ウインク)*
やっぱりむか~しの話だな。*(砂時計)*
私が物心つく頃にはすでに腰が深く曲がった本物のおばあさんだったんだから相当な高齢だった筈です。*(退屈)*
で、家の用事(回覧板かなんかだったけど)で時々そのおたきばあさんの家へ行くと昼間でも真っ暗な上がりかまちにぬうっと姿をあらわしてだみ声で”おおっXX坊,文吉っさんとこの!”って言いながら今度は”おおいっ,おじいさんっ!”って旦那さんをよぶんです。
多分、旦那さんだけが字を読めたんでしょう。
*(鉛筆)**(グッド)*
その家には息子さんもお孫さんもだ~れも同居していなかったからなんで”おじいさん”て呼んでたのかな?
おじいさんは久作さんという人でとってもやさしい特に子供達に優しいひとだったな。好々爺だな。*(青ハート)*
なんで急におたきばあさんのことを思いだしたかって言うと今日お隣の幼い次女を見ていて突然自分の幼少の頃のおたきばあさんを思いだしたからです。
そのおばあさんはなんかとっても怖くていつも暗がりにいるような不思議な雰囲気を持っていたように記憶している。殆ど話をしなかったし,特に幼い子供にとっては近寄りがたい気配があった。*(青ざめ)*
夏になって蝉取りにその家の前を通り抜ける時はおたきおばあさんに会うと怖いからいつも駆け足だった。*(青ざめ)**(足)**(ダッシュ)*
あの後,久作さんに先立たれてからおたきばあさんはどっか遠い親戚に引き取られていったと話を聞いている。*(ウインク)*
やっぱりむか~しの話だな。*(砂時計)*
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