* ば ん ご は ん *

空は高く街は広いまま それが何故だかは判らないけれど

7月21日鰻調理編

2012-07-21 01:55:45 | 魚介類
前週、冷凍した鰻を解凍した土曜日。
自宅で広げてみたら、私のまな板では入りきらない鰻。
つーか実家にあったあの細長いまな板らしきものは何だったんだろう。
今まで見た事ないけど…何だか実家についての謎が今更のように深まるばかり。

七輪など持っていないので、オーブンレンジでなんとかする事にします。
切り分けて少し素焼きしてから、

蒸し器がないので深めのフライパンに水を注ぎ、
笊をはめて、10分弱蒸してみました。

そして身と一緒に素焼きした頭と尻尾部分は、

いつか鰻を買って食べた時に残ったタレと、醤油と酒と味醂を足して、
しばらく煮詰めてみました。


そのタレを身に絡めて、オーブンで焼く。

途中途中更にタレに絡める。
この行程を何度か繰り返し、

こんな感じで焼きあがり!

いやーもうこれは見慣れた感じの鰻です。
ほんとに鰻だったんだなとひとしきり一人で感動。

これをまた切って実家に持ち込み、

ごはんにタレをかけて身を乗せ、三つ葉を散らして、
ひつまぶしの完成です。
いやー完璧に鰻じゃないですか。
まずはこのまま楽しみ、


出汁と山葵と、海苔を乗せ、だし汁をかけて。

いや、スーパーで買うのよりは数倍美味しかったです。
店で食べるレベルに炭火風味がないな、って感じでしたが、
ほんとに相当美味しかった!

来客と、私と私の両親で食べたんですが、
かぁむ君ごめんね。

ただ、その後、その前日から友人宅に泊まり、
ゴルフの打ちっぱなしに行ったりしてから来た来客が、
軽い熱中症らしき症状を発症し、救急車を呼ぶという大ハプニング。
特に吐き気や腹痛はないし、他の人間は無事なので、
食あたりではないだろうと思っていたんですが、
どうも貧血っぽい症状の様子。
恐らくあまり貧血になった事がない為に、ちょっとやばい、
みたいな感覚があったらしいんですが、
しばらく寝ていたら救急車を呼ぶかどうかで本人が考え込む程度回復、
そして結局私が大事を取って呼んだ頃には治っていたため、
あまりの来客の普通さに救急隊隊員さん達も困惑気味。
隊員「病院に運びますか?どうします?」
来客「いやぁ…」
来客、私を見る。
隊員「ご自分で決めないと」
隊員「こちらからは決める事は出来ないんです。
   ただ、何もなければそれに越した事はないので、
   個人的には病院へ行く事をお勧めします」
来客、更に私を見る。
私 「…すみません、じゃあお願いします」
病院に着くと、
医師「熱中症だと思います。点滴打ちましょうか」
来客「あ、注射怖いんで良いです」
医師「…(苦笑)じゃあ、水を買って来てもらって、一本飲んでしばらく横になって、帰って良いですよ」
水を買って来て渡すと、
来客「いや、全然来る必要なかったね!」
何か、諸々、この人大丈夫かなと心配になりました。
二人で歩いて実家に戻りました。

以上が鰻事件です。
えっと、皆さん、本当お疲れさまでした。
かぁむ君は次回は鰻釣って下さい!!




7月16日地元釣り、鰻釣りあげ編

2012-07-16 00:53:42 | その他
半年ぶりに更新してみる事に。
写真だけ撮り溜まっているので、画像を処理してあるものからちょっとずつ…。
っていつも同じ事を言っている気がします。

この日は最近がっつり釣りにはまったかぁむ君に誘われて、
来客と一緒に地元の釣り場に行ってみる事に。
最初は上の写真の、ただただ海っぺりってだけの場所で待ち合わせ。
見ての通り天気は相当良かったんですが風が強く、
この場所では文字通り風当たりが強すぎるという事で、
早々に市内にある海浜公園に移動する事に。


かぁむ君が自転車なので、三人+自転車+荷物の移動の為に、実家になぜかある軽トラを借りました。
自転車と私は荷台へ。
いや荷台好きなんで。


これでもかと言うほどの夏っす。
鉄鋼団地地帯のだだっぴろい道を走るのは、
暑いのも含めて季節感を満喫出来て本人的には結構爽快でした。
途中、後ろについた車に乗る見るからに優雅なマリナーゼなどと目が合い、
荷台に載った良い歳の女を見ての
驚愕→失笑
の表情をまざまざと見せつけられたのも良い思い出です。
あとで、私が荷台から、シートの背後にある小窓の柵にすがりついて、
べったりと車内の二人を睨んだりして走り続けてみたら、
目撃者から怪談として語り継がれるんじゃないか良いじゃないか、と三人で話し合いました。
次の機会にはやってみようと思います。
嘘です。

で、移動後、海浜公園内、市内を流れるS川の河口あたりに、
ちょっと生け簀みたいに横に作られた水場が有り、
そこで再トライするしばし。
いきなり来客が

↑を釣り上げて大騒ぎに。
陸に揚げたとたん針が外れて、地面を這いずって逃げようとするのを
私がゲット、持ち前のパワーとぬるぬるで逃げる魚、全員で掴み取り大会、
と言う壮絶な戦いの末、ついにかぁむ君が勝鬨をあげた際の写真です。
何これ穴子?穴子さん!?ちょっとフグタ君!みたいなハイテンションに、確か全員なった。
暴れてバケツから出ちゃうので、海水を入れたビニールの口を縛って置いといて釣りを続けました。

しかしまあ後は誰にもなにもかからず…。
夕暮れまで粘ったけど、
帰り際に私の竿に

小さなセイゴ、あの、鱸になる何段階か前?の方がたまたま引っかかって来られたくらい。
これがかぁむ君のボウズ病の始まりとなる日でしたね。
あ、見ても怒らないでね。

結局、来客の謎の細長い彼(か判んないけど)だけが釣果でしたが、
これは私の手に負えないと即座に判断し、
父に任せる事にして、三人で私の実家へ。
穴子だと思う(海水って頭があったので)、と言って渡したら、
父はぅうん?となり、調べた結果、いや鰻だよ!って話でした。

まあ言われてみりゃそうだ!
その辺はもう汽水なので、そもそも地元では結構鰻が釣れるのは有名らしかったです。

測ってみたところ60センチ超のなかなかの大物。
実家の両親の部屋のミニミニキッチンが鰻でいっぱいに…。
そんなところでも父はばっちり背開きにしてくれました。何で出来るんだお父さん。
あと釣ったのは来客なのに写真はいっつもかぁむ君なのも何でだろう。

この日はもう遅かったので、捌くだけ捌いて貰い、
近所で夕飯を食べ、持ち帰った鰻は冷凍しました。
皆さんお疲れさまでした!!

調理編に続く