恒例となっている月末に届くTLV。今月は、息子達が幼児の頃に大好きだった福音館書店の幼児絵本「かじだ、しゅつどう」を思い出させてくれる、日野TC343はしご付消防車。厳密には「かじだ、しゅつどう」に描かれている消防車とは年式が違うけれど、堂々とした日野のエンブレムがフロントにあしらわれたデザインは共通なので、まさにあの絵本のような懐かしい印象が漂う車種のセレクトといえます。
私の記憶が確かなら、たしかこの日野のはしご車は、長い期間にわたって本家トミカの120枠の中で「はしご車」のポジションに設定されていたものと同じ車種。長男がトミカに夢中になっていた10年前頃には、まだ通常ラインの人気定番モデルとして、120枠の中に含まれ、普通におもちゃ屋さんに並んでいたと思うけど、さすがに今は現代風の車種に入れ替わっているのかも…。
ところでこの「大人のトミカ」であるTLVシリーズの最大の特徴は、すべて1/64スケールで統一されていること。先月はじめてリリースされた建物「派出所」をはじめ、バスやトラック、軽自動車が統一スケールで再現されているので、リアルにそのサイズの対比が出来るのがとても魅力的です。数ヶ月前に発売された日野化学車(写真右)や、今月同時リリースとなった消防指揮車(写真奥)などと並べることはもちろん、最近は人物フィギュアが付属しているものもあるのでより一層いい感じです。