ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

泣かないで💧また会えるから

2019-12-15 22:35:00 | Over the Rainbow Bridge🌈
〈 虹の橋~雨降り地区~ 〉
虹の橋
愛されなかった子たちの「虹の橋」

幸せと愛の奇跡に満ちている『虹の橋』の入口に、『雨降り地区』と呼ばれる場所があります。



そこでは、いつもシトシト冷たい雨が降り、動物たちは寒さに震え、悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残してきてしまった誰かさん、特別な誰かさんの流す涙なのです。 

たいていの子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らすことができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも・・・



でも、1年たっても2年たっても、ずっと雨降り地区から出て行かない子たちもいるのです。

地上に残してきてしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。

地上に残してきた誰かさんと同じつらい思いをして、同じ悲しみにこごえているのです。



死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、あなたの心から、永遠に消え去ることはないのです。

地上にいる特別な誰かさんたちの、幸せと愛に満ちた想い出こそが、虹の橋を創りあげているのです。 

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。



彼らはあなたを幸せにするために、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。 

命と儚さと愛しさを。
つかの間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒えることのない悲しみだけを、残しにくるのではありません。 



思い出して下さい。
動物たちが残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみて下さい。
虹の橋にいる、彼らの姿が見えるはずです。

信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから・・・
泣かないで また会えるから・・・



虹の橋の第三部とされる「雨降り地区」は、芝山弓子さんが創作された散文詩です🌈

歴代の子たちが一同で迎えてくれる、
行方不明になった地域猫に再会できる、
あの世に逝く日が楽しみでもあります🎈

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