ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

見捨てられた小さな命

2020-01-19 21:40:00 | 国が外猫を殺す理由


東日本大震災。
福島の動物たちを案じて義援金を送った人々。
遠方から駆けつけたり通われて救済活動した人々。
その願いや労苦を無視しただけではありません。

極寒の中、放置された犬猫。
何億という寄付金を集めながら、空室があるのに、一時避難を受け入れなかった福島の動物救援本部シェルター。
雪に生き埋めになった命もありました💧



2017年1月17日の投稿記事。
Yamasaki Hiro氏 Facebookから。
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「雪の日の福島」

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お願いします。

今日も寒いです。
福島の村がどうなっているか、原発事故の後がどんなだったか伝えますね。

僕はたびたび半ノラや、ノラたちのことを書いてきました。
でも、この写真のような犬たちも皆と協力してクリニックで受け入れてきました。

凍死する程の寒さ、大寒波が近づき、村で繋がれっぱなしのペット犬が小屋で生き埋めになるかも知れなかった時、東京の動物救援本部から数億円を支援された福島県動物救護本部の三春町のシェルターに、空き部屋がたくさんあったからせめて1週間だけですも保護してほしいと懇願したこともありました。
願いは叶わなかった。

実際に村で生き埋めになった犬がいて、それを知った時のショックは相当でした。
動物救護本部を訴えた時、裁判所に資料として提出もしました。

そういう辛い思いをしたクリニックのボランティアらが、知っていた他の葛尾村の犬たちを2月のある日に腰までの雪をかきわけて助けに行ったことがありました。
何とか命は助かり、後から僕が時間をかけて権利放棄させることが出来ましたが。

写真は権利放棄が成立せずに、福島県内のボランティアさんが週末の仕事の休みの度に車で1時間以上かけて通っていた姿です。

こんな寒い日、福島の村の犬たちを思い出します。
あの怖くて苛立った日を思い出します。
災害が発生したら、何年も何年も愛護家を苦しめる日が続くのです。

日本の行政や公益法人の救援体制は、半ノラどころか、このようなペットたちの切り捨て、排除、見て見ぬ振りの連続です。

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令和の年が明け、阪神淡路大震災から25年目の日を迎え、気がついたことがあります。

犠牲になった子たちの魂が導いてくれたのかもしれません🙏

飼い主いる いないでの命の線引き。
飼い猫と野良猫とノネコの命の格差。
TNR反対そして地域猫活動否定のルーツは、東日本大震災にあることを知り得ました。

■ノイヌ・ノネコの起源は天下り役人が代表の救援本部

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