全国津々浦々の地域で、それぞれに野良猫問題を抱えているかと思います。
人にも猫にもメリットのある解決方法は、TNRから地域猫活動へ結ぶことだけ。
📝TNRとは
野良猫に不妊去勢手術をし元の場所に戻す
📝地域猫活動とは
一代限りの命である印の耳カットされた猫を、地域で飼養し頭数コントロールする
言葉で伝えると、飼い主のいない猫を増やさないよう不妊去勢手術をして、地域で管理するとなり、簡単なのですけれども💦
TNRは、どのようにやるのか具体的な方法が分からないため、敷居が高いイメージがあるのではないでしょうか。
実は、ほとんどの愛護団体やボランティアもTNRについて正確な知識を持ち合わせていないのが現状なのです。
🐱終わらせたくないエセ愛護
また、国や行政は、繁殖制限対策を積極的に行いません。
動物の問題は人間の問題。
野良猫トラブルは、過剰繁殖という社会問題が根底にあります。
私たち一人ひとりが、TNRの正しい知識を持つことで、問題を解決に導き、人も動物も幸せに生きる未来へ繋げることが出来ます。
まずは「知る」ことから🌟🙏
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是非とも、ご覧下さい🙇♀️
質疑応答を含め1時間以上の動画となっています。
講師は岐阜県岐阜市「にじのはしスペイクリニック」の高橋 葵先生。
野外猫の過剰繁殖問題に取り組むため、行政獣医師から転身。
民間でスペイクリニックを開院されました。
医療が届かない地域へモバイルスペイクリニック(手術車)で出動もします📣
「獣医師と考える実践的なTNR」よりポイントをご紹介していきます。
今回はイントロダクションとして「なぜ動物愛護のカテゴリーを超え、市民で過剰繁殖問題に取り組まなくてはならないのか?」です。
現在、我々は野良犬猫の過剰繁殖という社会問題に直面しています。
これは各国共通の世界的な問題。
しかし、日本はペットに関して、飼い主のいるいないでの線引きがあり、政府は社会問題として扱いません。
だから、私たち民間で動かなければなりません。
野良猫の保護や餌やり禁止などの排除では解決せず、人も猫も苦しみから永遠に逃れられません💧
動物愛護界は殺処分ゼロ運動に傾倒し、道を見誤ってしまっています。
保護譲渡を主軸にした活動や殺処分ゼロを謳ったセンターからの引き出しは、負のスパイラルを助長させ、過剰繁殖を加速させます。
故に動物愛護とは切り離し、社会全体で過剰繁殖に対峙しなければ解決は望めません。
アメリカでは、殺処分ゼロ運動の暴走から過剰繁殖が蔓延し、未だに人も動物も苦しみの渦にいます。
我が国は、まだ引き返せる位置にあり、市民による市民のための地域猫活動という独自の方策を掌中にしています。
既に正解があるのに解決に至らないのは、国の無策、愛護活動の失策の他、情報更新が上手くいかず、人々の意識が変わらなかったことが大きくあります。
今、殺処分される大半は生まれて間もない子猫。
また保護されるのも譲渡しやすい子猫。
しかし、母猫に不妊手術をしない限り繁殖は繰り返され、野良猫は増え続けます。
🐱お母さんのらねこのおはなし
そして、目の前の猫だけを追い払っても、他の猫が流入してきます。
追い出した猫は他へ流出します。
繁殖制限をし地域で管理することでしか終わりはありません。
そのため現在、TNRの普及率によって「地域ごとの格差」が顕著になってしまっています😿
先の動愛法改正より、センターは説諭という名目で、飼い主のいない猫を引き取り拒否することが可能になりました。
🐱引取りを拒否される小さな命
センター収容されず野に放たれた猫は、外で繁殖し続け、野良猫は増え続けます。
ますます野良猫被害は甚大になります。
それでも、行政は入口対策(蛇口を閉める)をしません。
それでも、愛護サイドは殺処分数が減ったと喜んでいます。
個々の地域問題と捉え、住民で解決していかなければ、過剰繁殖は止まらず、猫のみならず我々人間も苦悶から解放されることはありません。
過剰繁殖は誰も幸せにしません。
TNRは、過酷な野外で生きていかざるを得ない猫を減らし、殺処分される命を減少します。
それによって、我々人間の生活環境被害を軽減し、地域の安全と住民の安心をもたらします。
つまり、TNRは人と猫の両方の不幸を減らし、共に快適に生きる社会を作ります。
深まる命の格差―
尊厳を奪われる言葉を持たない命―
繰り返される地獄の中でもがき苦しむ人々―
終わらない戦争を次世代に手渡したくない🙏
それは、私たち皆んなの願いではないでしょうか。
🔴チャレンジTNR 70%ルール 上
🔴チャレンジTNR 70%ルール 下
🐱動物たちの終わらない戦争
🐱なぜTNRは問題を解決できるのか?