葬儀の 最後のお別れのとき 息子が号泣してしばらく立ち上がれなかったのです。きょうも 遺影の置かれた祭壇の前で 手を合わせていましたから、家族全員で お経を上げました。こんなことは 初めてです。
義母は たいそう喜んでいました。
今後は、義母が更に 寝付くことがないようにというのが 私の最大の関心事で 何かと声をかけ寝床から 誘い出すように心がけています。
今日も後片づけを手伝いに来てくれた妹夫婦にかこつけて お茶を誘うと でてきてしばらくいすに座っていましたし お経を詠む際も誘ったら出てきて 30分ほど お勤めをすることができました。
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今までは、15分くらいの食事の時間さえ最後までいすに座っていられなかったのです。それなのに、葬儀では、1時間も座いすに座って参加できました
義母の場合は、機能的に足腰が動けないわけじゃないのですからやればできるのです。
義母に、明日から デイケアに行くように薦めました。
自分の人生を前向きに生きていかなくてはいけないからです。
やることがないと ずっと布団に横になる生活から 早く 抜け出せるように
ちょっと厳しいかもしれないですが 私の精一杯の愛情表現です。
私の忌引き休暇が終わったら 義母は また寝てばかりで 引きこもりがち
になると思うので、今 がんばってもらう癖をつけないと・・・
私は、義父母の介護を通して 大切なことを学びました。
『人間は 自分の身の回りのことが できるよう最大限の努力をすべきなのです。』
今まで カバーしすぎて だめにしてきたことが 多いように思います。
それは本当のやさしさじゃ無いのですね。