まだ、66歳。
進行性の胃ガン。
いつも笑顔で、はりのある声で
演技をされていました。
あの名人芸が聞けなくなるのは
寂しい。
でも、ちゃんと子どもさんに
芸を伝えたから、
心配は要りませんね。
お疲れさまでした。
楽しい芸をありがとうございました。
合掌。
上橋菜穂子×齋藤慶輔
スイッチインタビュー
録画した物を、見る。
精霊の守り人の上橋菜穂子さんが、
野生動物の獣医師 齋藤慶輔さんを
指名して始まったインタビュー。
上橋菜穂子さんは、2014年に、国際アンデルセン賞を取った素晴らしい作家です。
イメージが、わいてくると、登場人物が、自然に動きだし、話が進んでいく。
どうなるかは全くわからないと言う。
上橋さんは、かつて、オーストラリアの先住民のアボリジニと共同生活をしたことが
あるので、命のありかたや、生きると言うことの、不思議を体感し、独自の視点を
持っている。
かたや、齋藤慶輔先生は、野生動物の怪我や病気の専門医で、やはり自然や命の近くで
暮らしている。
動物の生態系が、人間のせいで、損なわれていることがある。
ハンターの銃の鉛の玉が、一番強いワシの命を奪っている。
自然界では、弱いものが淘汰されていくが、一番強いわしが、獲物を一番に食べることで
鉛玉に汚染された肉を食し命を失う。
これでは、自然が、壊れていく。
生態系が、変わってしまう。
齋藤先生は、関係機関に現状を訴え
鉛の玉を変えていく提言をしている。
とにかく面白いお話だった。いつまでも聞いていたくなる。
先週から始まった「精霊の守り人」
絶対最後まで見よう。
三年かかって作るドラマ、楽しみ。
河出書房新社 刊
高橋源一郎 作
先日、高橋源一郎さんが、ツイッターで、明治大学の、卒業生への祝辞を送ったことを紹介しました。
この本に、書かれています。
あの日から、源一郎さんが考えたことや、ツイートしたことが、家族の様子等も描きながら、綴られています。
2011年の3月11日のれんちゃんの卒園式の様子から、あの日の出来事が
よみがえります。
何かが変わってしまった。
あの日から。
日本のような地震国に、どうして原子力発電所が出来てしまったのか。
人間の力では、発電所の廃棄物を無害の物に出来ないのに、どうして、人は
簡単に、原子力発電所を生活に取り入れてしまったのか?
今でも、原子力発電所は稼働しています。日本はあんな大変な災害の後も
廃棄しようとはしていません。
与党が変われば、約束も反故になるのか疑問でした。
日頃、不思議に感じていたことが
言葉にされていて、「正しさ」について考えさせられます。
答は見つからないのですが、また、
ゆっくり読み直そうかと。
過激派の奥さんと、穏健派のれんちゃんと源一郎さん、癒し系のしんちゃんの、
素敵な生活も見えてきました!
「あさが来た」は、これまで、見たなかで私にとっては最高の出来映えだと思います。
ただ、仕事をしているときは、朝ドラは見なかったので、ここ数年ではあるのですが。
ストーリー展開もさることながら言葉が美しいと思います。
一人一人のたち位置や、人生をちゃんと舞台に出していることも、素敵です。
雁助さんと梅さんの恋のありかた、
凛とした人生観はきゅんとしました。
私の楽しみは、信次郎さんです。
いつも、あさを気遣い、見守り
大きな、柔らかい心で接していた
信次郎さんは、いつだって、ひかえめ
に、目立たぬところで、いろいろ支えてきました。
誰からも、好かれる、素敵な人です。
こんな人が理想です。
毎日、一喜一憂
琴奨菊が、思いがけず三敗を喫し
頼みの稀勢の里は、白鵬に敗れ
一敗で並んだ。
先場所、琴奨菊が、優勝したことが
日本出身力士に、弾みになったようで
今場所は、いつになく面白い。
豪栄道も、力強い相撲を見せている。
あと、四日。
白鵬に対しても、頑張って向かっていって欲しい。
勢も素晴らしい取り組みを続けている。
あと、四日
楽しみ。
良かった。
上質なミステリー映画と言うだけでは
言い足りない。
現代社会の、様々な問題が含まれている。
技術的な事は、わからないのだけれど
見事に、
時間と、出来事が繋がって
推理小説を体験している、
まさに体感しているハラハラ感が
ある。
良くできた映画だなあと、
感心する。
ん、よい映画だ。
「両親の虐待を受けていた中学生が、
児童相談所に、保護を求め、養護施設への入所を
希望していたのに、両親の了解が得られないと
言う理由で、保護を却下。
絶望した中学生が自殺をした。」
「広島の、冤罪の万引きを理由に
推薦してもらえず、自殺した中学生」
この、二人の命は大人の配慮が
適正であれば、失われずに済んだはず。
なんとも痛ましい。
規則が、弱者を救う壁になったケース。
二度と繰り返さないように、改善してほしい。
虐待する親(加害者)に、決定権があるなんて論外。
広島の事件では、当該生徒が、極めて評判がよい生徒
だったのに、何故、過去の万引きを引き合いに、
推薦出来ないとしたのか?人を見ろよと言いたい。
ましてや、冤罪だった。
見直さないといけないことが、他にも
あるんじゃないか?
バスと名鉄を乗り継ぎ現場へ。
連絡してくださったお宅にお礼を言って、
自転車で自宅を目指します。
線路に沿って行けば楽勝と思いきや、
線路に沿って道は続いていないのでした。
高速道路の下の道は、横断出来る場所が
なかなか無くて、
危うく迷うところでした。
迂回して、また、電車の線路を探し回り
道中で見つけた自転車店で、
壊れていた、ライトと鍵をつけかえてもらい
一時間がかりで帰宅しました。
凄い達成感。
はくもくれんが咲き始め、
桜の蕾が膨らみ
春を身近に感じた時間でした。