先週、夫が定期検診で採血したので、結果を聴きにクリニックへ。
さわやかな陽気なので、駐車場で、クルマの中で待機していました。
暑くもなく、寒くもなく
窓を開けて、本を、読める
今の季節が、一番過ごしやすいかも?
養老孟司さんの「まる ありがとう」を読んでいたら
時間がすぐに過ぎました。
まるは2020年12月21日に
亡くなりました。
鎌倉の自宅で、まるらしく生きて、まるらしく逝ってしまったと、養老先生は
描いています。
【自足する生き方】
まるは、猫社会での社交性がなく無口で、孤独を当たり前に受け入れている趣があった。ほっといてくれ、俺は俺でいいんだ。そういうところは実に猫らしい猫といえた。
自分で足りている人というのは、周りで何が起きても、あまり影響を受けない。
まるは、何か気になる事があると、少し覗きに来てすぐいなくなる。する必要のない喧嘩もしない。
まるは余計なことを考えず、絶えず、自分を居心地の良いようにしていた。
自足できる時間を持つことができる人は強いのである。