放送日 金曜22:00~22:45(NHK総合)
沖田×華の同名漫画を安達奈緒子脚本でドラマ化。
町はずれの小さな産婦人科医院「由比産婦人科」に、アルバイトの看護師見習いとして
やってきた主人公・アオイ(清原果耶)が、中絶や死産などの産婦人科の“影”の部分と向き合い、
さまざまな事情を持つ妊婦たちと触れ合う。その中で命について考える姿を描く。
7月20日から始まったこのドラマを楽しみにしています。
出産というのは、ハイリスクですから、無事に生まれるというのは
かなり幸運なことです。
10か月の長いこと。
何もないところから命が誕生するのですから、大変に決まっています。
自分のことを思い出しながら見ています。
お医者さんも看護師さんも真摯に命に向き合う姿が 印象的です。
赤ちゃんを取り巻く環境は、十人十色
ひとりとして同じ人はいないのです。
幸せに育ってほしいと、心から願うばかりです。
赤ちゃんを自宅のお風呂で産んでしまい、産婦人科の前に捨てた女子高生。
アルバイトの看護助手の主人公が、見つけてお世話をする中で
感情移入。。結局、両親とともに赤ちゃんを引き取りに来るが
育てたくないと拒否する。両親が養子として女子高生の妹として育てることに。
この脚本家は、勝手に産み捨ててしまった女子高生をダメだと切り捨てるのではなく
深いまなざしで見守ります。
ひとりで8か月もお腹で育てたんだよ。誰にも言わずに悩んでいたんだよねと。
妊娠したことに気付いたのは3月ごろ・・・
どんな気持ちで桜を見たのだろうかと。
物事を道徳や倫理だけでは 推し量れないのだと思わせます。