夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

犬と老人と夕日

2008-11-20 14:18:52 | つれづれ
「ボクのこと、見つけた?・・・この広ーい空のした、どこかにいますよ~!」
にらが写ってるわけでは、ありません。
にらは、撮影している私の足元の階下に、おろおろして存在していました。(多分)
昨日の夕方、あまりにも毒々しい空の色に驚き、思わず写真に撮ってみました。
時間は17時少し前頃です。
画像では、たいしたことないなぁ・・・
実際ご覧になった方、すごい色でしたよね!
撮影場所は父親の住むマンションの最上階(13階)、手前の高層ビル群は新宿です。
都心は遠いなぁ~
「ボクはこんなところにいます」
こちらは今朝のにらです。
にら家の近所は坂だらけ・・・電動アシスト自転車の普及率がものすごく高い地域です。
近所にあまたある坂の中で、私が何番目かに好きな坂です。
理由は・・・ありません! なんとなく~!
さて、何ゆえにらがおろおろしていたかというと・・・
エレベーターホールで見た夕焼けがあまりにも激しかったので、むらむらとカメラマン魂(そんなものはないけどね!)に火がつき、にらを部屋に入れたらその足で最上階に上がり、写真を撮ったからです。
???まだわかりにくいですね。
実は、にらは、私の父が苦手なのです!
はっきり言えば・・・嫌い、に近いんじゃないかな。
いきなり父のいる部屋にとじこめられ、私がいなくなってしまい、途方に暮れてしまったのでした。
撮影を終えて戻ったら、玄関で体当たりされました。
『会えて嬉しい~』のぴょんぴょんではなく、『どついてやる、このやろー!』って感じの一撃でしたよ!
飼い主甘く見られております・・・
父は昔から、子供に敬遠されるタイプです。
下の姪(中学生)はずっと半分同居のような過ごし方をしてきましたが、いまだに「おじいちゃんと二人になると緊張する」と言ってます。
反対に私の兄は妙に子供に懐かれる人で、知らぬ家の子供の自転車を直してやってたり、迷子を拾ってきたりします。
父が子供に敬遠されるのは知ってたけど、(もちろん私ずん子も敬遠してました)犬にも敬遠される人だと知ったのはにらを飼い始めてからです。
最近はよく連れて行くので一緒に居ることも多いのに、ぜーんぜん懐きません。
父もにらに無関心なので、一向にかまわないのですけどね。
たとえば・・・
リビングににらと父が居る時、父の席から一番離れたソファににらは寝ています。
ひとたび、父が席を立ち、にらの後ろの棚に近づく気配でもみせたら、慌てて私の居るキッチンに逃げてきて、足元に隠れます(笑)
でもそれでも、まだましになったほう。
以前は私の居る側から離れようとしなかったし、どうしても眠いときは玄関マットの上で寝ていましたから!
父のいる部屋のソファで寝るだけ大進歩なのです。
「だってじーちゃん、いやなんだもん」
うん、イヤなんだよね、そんな感じ。
因みに相方の親達のことは大好きです。
かまってくれるからねー
さて、当の父はと言うと・・・
にらに嫌われてるなんて、まったく気がついてません(笑)
というか・・・興味が無いんですね、犬にも子供にも。
でも、私も父とは長い付き合いだからわかるけど、『かわいい』とは思ってるみたいですよ、孫のことも、にらのことも!
私が一人で実家に行くと『きょうはちょびころは来ないのか?』なんて言うし。
でもね、いまだににらの名前すら覚えていないところに、やっぱり好かれない原因があるんでしょうねー!
「ボクだって、じーちゃんのおなまえなんか、知らないもんねー!」
寂しい老人となかよくしてやっておくれー!