夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

ボクには善意と食欲があります

2011-03-18 14:36:58 | つれづれ
 
災害の犠牲となり、失われた多くの命に

「にらですよ、ずんちゃんのりゅっくには、たからものがいっぱいですよ」

「ボクもりゅっくに、はいりたい。。。」
あの震災から早くも1週間がたとうとしています。
被害の全容すらつかめないのに、更に深刻な原発の問題が、日本を苦しめています。
私達一市民に出来ることは黙って節電して見守ることくらい。
どうか、少しでも被害を食い止められるように祈りましょう。。。
私は毎日ぱんぱんにふくらんだリュックを背負って、通勤しています。
片道5キロ、自転車通勤です。
前カゴににらが乗ってます。
リュックにはもしもに備えてにらのフードと水が何日分か、それ以外はたいしたものは入ってないんですけどね。
らーすけにとっては、玉手箱みたいなものなのです。
私の一番の宝物は、らーすけです!

「ずんちゃん、おたからはっけん!って言ってました!」
ハイ言ってました、お宝発見したんですもん。
震災の日から使っていたモンキチの大きなリュックにはモンキチ用の持ち出し品を入れ、普段の自分は小さめのリュックに替えました。
そしたらね、長いこと使用していなかった私のリュックの中から五千円札1枚と、千円札5枚が入った封筒が出てきたの!
何故入ってるのか、いつ入れたのか、全然思い出せないけれど、私のリュックに入ってるんだから、私のものでございましょう。
ラッキー!
せっかくだから、五千円は募金に、千円札は生活費に回しました。

「そういうときって、全額寄付するのが、ふつうじゃないのかしら。。。」
いいの、普通じゃなくても、前にもちゃんと募金してるし。
お店の募金箱に釣り銭も入れてるし。
善意はね自分に出来る範囲で行うものなの。
また生活を切り詰めて、余剰金が出たら、募金しましょうね。

「ふうん。。。ボクのごはんはきりつめないでくださいね」
ハイハイ・・・ってからーちゃんのご飯は、切り詰めるどころか、毎食毎食豪華なものになってるじゃないの!
らーすけ用の冷凍生肉を仕入れたばかりだったので、馬だの鹿だの、何袋も冷凍庫に入ってるのです。
まさかこんなことになると、思ってもいませんでしたから。
にら家は計画停電地区には入ってないので、電気が止まることはありません。
(停電しても3時間くらいなら、その間冷凍庫を開け閉めしなければ、溶け出すことはまずありません)
けれど今後、万が一の事態が起こって、何日も停電するとか、緊急避難するとか、そんなときには、全てダメになってしまいます。
ダメになるくらいなら、食べられるうちに食べさせよう!ということで、毎食生肉メインの、ゴージャスご飯を召し上がってる王子様なのですよ。
はぁ~ 被災地のワンコたちに、届けてあげたいよ。。。

「ボクのお肉、減らして募金しても、いいですけど。。。」
お肉はお金じゃないから、届けられないんだよね。
らーちゃんの気持ちだけ届けましょうね。

「じゃあ、ボクのぶんも、ずんちゃんが募金してくださいね!」
あ~ぁ、持ってれば1億円くらい募金したいよ、私も!