夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

ワンコもがんばりました

2011-03-26 21:57:02 | つれづれ
  
震災で失われた多くの尊い命に

「にらですよ、たるんでますよ」
大震災から2週間が経ちました。
仏教なら二七日忌(ふたなのか)
あの日亡くなられた魂は、今頃どこを旅しておられるのやら・・・
思いがけずの団体旅行で、にぎやかに楽しんでらっしゃることを切に祈ります。
一時に比べ、頻度も規模も小さくなったものの、相変わらず余震活動が活発です。
早く終息してくれることを願うのみです。
避難所生活を送っている方々には本当に申し訳ないのだけれど、日が経つにつれ、危機意識が薄れてまいりました。
でももちろん、いまだ非常時であるとの気持ちはあり、中途半端な感じで、地に足が着かない感じは続いています。
そして、注意力が散漫になってます。
さっきも、勘違いで、にら屋の記事をひとつ削除してしまいました(泣)
あ゛!と思った時には、すでに遅し。。。がっかりです。

「ボケてるのよ。。。」
本当にねぇ。。。平時なら、春のせいにするところだけど、今年の春は浮かれていられる気分じゃないものね。
でも今日は、道々、桜のつぼみが大きくふくらみ、種類によっては、花が開き始めておりました。
もう、3月も終わりだものね。
日本人の大好きな、桜の花が咲き初めれば、震災以来、暗くなっている人々の心を明るく照らしてくれることでしょう。

「おはなみですか?」
そうね、今年の春は自粛ムードだから、飲めや歌えのどんちゃん騒ぎもないでしょうし、しっとりと花を観賞できるんじゃないかしら。。。
これを機に、“お花見とは、静かに思いをめぐらせること”になるといいね。
うるさい酔っ払い撲滅!(自分も酔っ払いなんだけど。。。♪ぽぽぽぽ~ん!)
今日はこんなニュースがありました。
愛犬、83歳女性救う…散歩コースと逆の高台へ
2011年3月26日(土)13:57(読売新聞)
東日本巨大地震による大津波で壊滅的な被害を受けた岩手県宮古市で、愛犬に命を助けられた女性がいる。
津波襲来までの30分間、愛犬は興奮した様子で女性を高台にぐんぐん引っ張り、安全な避難所に導いた。
 女性は 海岸から約200メートルの同市 田老川向 ( たろうかわむかい ) に
住んでいた赤沼タミさん(83)。
 メスのシーズー犬「バブ」と自宅の居間でくつろいでいるときに
地震に襲われた。
 蛍光灯が消えると、バブはせわしなく走り回り、
尾を強く振って鼻をクンクン鳴らしたという。
 赤沼さんが「散歩の時間にはまだ早いのに」と思いながら、
玄関先で首にリードをつけていると、防災無線が大津波警報の発令を知らせていた。
  田老地区で900人以上の死者・行方不明者が出た
1933年の昭和三陸地震を体験した赤沼さんが「避難しなきゃ」と玄関を開けると、バブも勢いよく飛び出し、いつもの散歩コースと逆の高台へ向かった。
 赤沼さんの歩みが緩むと、バブは振り返って歩みを促すようなしぐさを見せ、追いつくと勢いよく前へ出た。
それを繰り返すうちに、自宅から約1キロ離れた避難所への急坂を一気に上りきっていた。
振り返ると、歩いてきた道は津波にのみこまれ、自宅も濁流の中に。
普段は散歩も嫌がるバブの行動に、赤沼さんは「津波を予知してたのかも」と不思議がる。
バブは今、近隣地区の集会場で赤沼さんら住民約60人と避難生活を送る。
 12歳の誕生日にあたる23日には、お気に入りのピンクの服を洗ってもらい、うれしそうなしぐさを見せたという。(浅見徹)


「バブちゃん、ぐっじょぶ!」