私がブログに投稿する花は、主に公園などで見る園芸種が中心です。
ブロ友さんの投稿で山野草がよく登場しますが、まだまだ知らない植物ばかりです。今回は、テニスの帰り道、大堀川の川辺を歩いて野に咲く花たちを探してみました。
<大堀川>

今回見た花たちは、例によってGoogleレンズにご指導を仰いでおり、間違いがあるかもしれません。間違いをご指摘いただけると助かります。
<オオイヌノフグリ(星の瞳・瑠璃唐草)オオバコ科クワガタソウ属>
オオイヌノフグリは春の風物詩、立春が過ぎた頃、陽だまりや暖かい風が地を撫でた時に明るい水色の小さな花を咲かせ、春の訪れを一番にお知らせしてくれます。その可愛らしさにはホッと和んでしまう姿をみせてくれます。

小さな青い瞳が覗いているように見える事からも別名「星の瞳」と言われています。和名の瑠璃唐草も風情を感じる素敵な名前ですね。

オオイヌノフグリの名前の由来は、日本に古来よりある植物のイヌノフグリによく似ていてイヌノフグリより大きいことから、その名で呼ばれるようになりました。
<ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属>
陽ざしに春を感じる頃、野山や田畑、河原などに姿を見せてくれる植物です。姿は茎から段々に傘を広げたように葉を広げ、葉の根元から赤紫色の小さな1cm程の花がピョンと飛び出る様に咲いています。

花の形は筒状で花は舌をだして大きな口で笑っているような明るい様子です。この季節に咲く「ホトケノザ」は、春の七草の「ホトケノザ」とは違う種類です。

<ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科 オドリコソウ属>
花の形が,笠をかぶった踊り子の姿を思わせることから付いた名前。関東一帯に見られるヨーロッパからの帰化植物で葉が茎の先端になるほど紫色がかるのが特徴です。

茎は四角い断面で茎の節に唇形の小さな赤紫色の花が輪生します。同科同属のホトケノザ(仏の座)より草丈、花径などが半分程度の大きさです。

<ネコヤナギ(猫柳) ヤナギ科 ヤナギ属>
ネコヤナギは落葉性の樹木で、日本全国の川辺に自生しています。樹高は1~3mほどに生長し、早春を告げるように猫のしっぽのようなかわいらしい花穂を付けます。

華道の花材として利用されることの多いネコヤナギ。生けた枝をそのまま土に挿しても発根するほど生命力が強く、育てやすい樹木です。手入れも簡単で、剪定も大きな手間になりません。

<キレハイヌガラシ アブラナ科 イヌガラシ属>
大正時代末からの帰化植物とされているが、従来は北日本の寒冷地に分布が偏っており、北方型の植物のイメージがありました。しかし近年では地球温暖化に逆行するかのように関東地方でも普通に見られるようになりました。

仲間であるイヌガラシやスカシタゴボウは一応食用になるようなので、本種も食べられるかも知れません。しかし食べられる=美味しいということではなく、せいぜい毒はないという程度でしょう。

<セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) キク科 タンポポ属>
セイヨウタンポポはヨーロッパ原産の帰化植物。花は花弁が多く、豪華に見えるので、典型的なものは遠方から見てもセイヨウタンポポであることがわかります。

セイヨウタンポポは別名「ショクヨウ(食用)タンポポ」とも呼ばれ,ヨーロッパでは野菜として利用されています。地上部は少し苦みがあっておいしいのでサラダなどにして食べることができます。

<ノゲシ(野芥子) キク科 ノゲシ属>
雑草として扱われることが多く、ケシアザミ、ハルノノゲシとも呼ばれます。日本のいたるところで見ることができ、道端や空き地に自生します。

花の見た目はタンポポにとても似ていますが、タンポポよりも背が高くすらっとしているという特徴があります。また、タンポポと同じく綿毛をつけますが、タンポポのそれと比べるとふんわりとはしていません。ノゲシの葉にはトゲがあり、こちらもタンポポに似ています。

ノゲシという名前からケシ科の植物と思われる方もいるかと思いますが、これはまったく別の植物。いつの間にか庭に生えることがありますが、ケシのように一気に繁殖するほどではないので、安心してください。
<ナズナ(ぺんぺん草) アブラナ科 ナズナ属>
ナズナといえば春の七草を想像する方は多いですよね。古くから邪気を払い1年を健康に過ごせるようにと願いが込められてきたナズナは普段から見かけることもあるので、身近に感じると思います。

ナズナの開花時期は2月から6月で、葉が三味線のバチに似ていることから別名の三味線草(シャミセンソウ)がつけられました。

<ヤエザキスイセン(八重咲きスイセン) ヒガンバナ科 スイセン属>
八重咲きスイセンは副花冠がいくつも重なって咲く、ボリューミーな花姿が楽しめるスイセンです。とくにヨーロッパでは最近人気の花姿になっており、いくつもの園芸品種が生み出されています。

咲き始めは全体に黄色を帯び、次第に中央が橙色の美しい白色花へと変化する豪華な八重咲き。副冠・雄しべ・雌しべなどが花弁に変化した、ボリュームある花姿が魅力的です。

今回は大堀川で見つけた野に咲く花を紹介しましたが、次回は大堀川の水辺で出会った鳥たちをご紹介します。
ブロ友さんの投稿で山野草がよく登場しますが、まだまだ知らない植物ばかりです。今回は、テニスの帰り道、大堀川の川辺を歩いて野に咲く花たちを探してみました。
<大堀川>

今回見た花たちは、例によってGoogleレンズにご指導を仰いでおり、間違いがあるかもしれません。間違いをご指摘いただけると助かります。
<オオイヌノフグリ(星の瞳・瑠璃唐草)オオバコ科クワガタソウ属>
オオイヌノフグリは春の風物詩、立春が過ぎた頃、陽だまりや暖かい風が地を撫でた時に明るい水色の小さな花を咲かせ、春の訪れを一番にお知らせしてくれます。その可愛らしさにはホッと和んでしまう姿をみせてくれます。

小さな青い瞳が覗いているように見える事からも別名「星の瞳」と言われています。和名の瑠璃唐草も風情を感じる素敵な名前ですね。

オオイヌノフグリの名前の由来は、日本に古来よりある植物のイヌノフグリによく似ていてイヌノフグリより大きいことから、その名で呼ばれるようになりました。
<ホトケノザ(仏の座) シソ科 オドリコソウ属>
陽ざしに春を感じる頃、野山や田畑、河原などに姿を見せてくれる植物です。姿は茎から段々に傘を広げたように葉を広げ、葉の根元から赤紫色の小さな1cm程の花がピョンと飛び出る様に咲いています。

花の形は筒状で花は舌をだして大きな口で笑っているような明るい様子です。この季節に咲く「ホトケノザ」は、春の七草の「ホトケノザ」とは違う種類です。

<ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科 オドリコソウ属>
花の形が,笠をかぶった踊り子の姿を思わせることから付いた名前。関東一帯に見られるヨーロッパからの帰化植物で葉が茎の先端になるほど紫色がかるのが特徴です。

茎は四角い断面で茎の節に唇形の小さな赤紫色の花が輪生します。同科同属のホトケノザ(仏の座)より草丈、花径などが半分程度の大きさです。

<ネコヤナギ(猫柳) ヤナギ科 ヤナギ属>
ネコヤナギは落葉性の樹木で、日本全国の川辺に自生しています。樹高は1~3mほどに生長し、早春を告げるように猫のしっぽのようなかわいらしい花穂を付けます。

華道の花材として利用されることの多いネコヤナギ。生けた枝をそのまま土に挿しても発根するほど生命力が強く、育てやすい樹木です。手入れも簡単で、剪定も大きな手間になりません。

<キレハイヌガラシ アブラナ科 イヌガラシ属>
大正時代末からの帰化植物とされているが、従来は北日本の寒冷地に分布が偏っており、北方型の植物のイメージがありました。しかし近年では地球温暖化に逆行するかのように関東地方でも普通に見られるようになりました。

仲間であるイヌガラシやスカシタゴボウは一応食用になるようなので、本種も食べられるかも知れません。しかし食べられる=美味しいということではなく、せいぜい毒はないという程度でしょう。

<セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) キク科 タンポポ属>
セイヨウタンポポはヨーロッパ原産の帰化植物。花は花弁が多く、豪華に見えるので、典型的なものは遠方から見てもセイヨウタンポポであることがわかります。

セイヨウタンポポは別名「ショクヨウ(食用)タンポポ」とも呼ばれ,ヨーロッパでは野菜として利用されています。地上部は少し苦みがあっておいしいのでサラダなどにして食べることができます。

<ノゲシ(野芥子) キク科 ノゲシ属>
雑草として扱われることが多く、ケシアザミ、ハルノノゲシとも呼ばれます。日本のいたるところで見ることができ、道端や空き地に自生します。

花の見た目はタンポポにとても似ていますが、タンポポよりも背が高くすらっとしているという特徴があります。また、タンポポと同じく綿毛をつけますが、タンポポのそれと比べるとふんわりとはしていません。ノゲシの葉にはトゲがあり、こちらもタンポポに似ています。

ノゲシという名前からケシ科の植物と思われる方もいるかと思いますが、これはまったく別の植物。いつの間にか庭に生えることがありますが、ケシのように一気に繁殖するほどではないので、安心してください。
<ナズナ(ぺんぺん草) アブラナ科 ナズナ属>
ナズナといえば春の七草を想像する方は多いですよね。古くから邪気を払い1年を健康に過ごせるようにと願いが込められてきたナズナは普段から見かけることもあるので、身近に感じると思います。

ナズナの開花時期は2月から6月で、葉が三味線のバチに似ていることから別名の三味線草(シャミセンソウ)がつけられました。

<ヤエザキスイセン(八重咲きスイセン) ヒガンバナ科 スイセン属>
八重咲きスイセンは副花冠がいくつも重なって咲く、ボリューミーな花姿が楽しめるスイセンです。とくにヨーロッパでは最近人気の花姿になっており、いくつもの園芸品種が生み出されています。

咲き始めは全体に黄色を帯び、次第に中央が橙色の美しい白色花へと変化する豪華な八重咲き。副冠・雄しべ・雌しべなどが花弁に変化した、ボリュームある花姿が魅力的です。

今回は大堀川で見つけた野に咲く花を紹介しましたが、次回は大堀川の水辺で出会った鳥たちをご紹介します。