冬鳥が北に旅立つ時期になりました。 秋に北方から日本へと渡来してそのまま越冬し 春が来ると繁殖のために再び北へと戻ります。
コガモ、マガモ、ヨシガモ、オナガガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモなど、もうすぐ見られなくカモたちを見るために、柏の葉公園に行ってきました。(3月11日)
<ボート池>

今回見た鳥たちは、例によってGoogleレンズにご指導を仰いでおり、間違いがあるかもしれません。間違いをご指摘いただけると助かります。
さっそくカモたちがいるボート池に行ってみました。
やはり先回(2月18日)と比べると、カモの姿が少なくなっていました。最初に出会ったのはオオバンです。
<オオバン ツル目クイナ科オオバン属 全長39cm>
オオバンは一度に産む卵の数は13個までで、産卵は年に2~3回行います。オスメスが交代で抱卵し、抱卵期間は3週間程度です。年に2回以上繁殖するため、最初に生まれた幼鳥が次に生まれたヒナを育てることもあります。

ヒナを育てるのもオスとメスで一緒に行います。ヒナは生後1ヶ月ほどで自力で餌をとり、2ヶ月もすれば自立して飛ぶことができるようになります。

次に出会えたのはマガモの雌でしょうか。残念ながら雄の姿を見つけることができませんでした。
ブロ友さんから「嘴の色や緑色の光沢のある頭はマガモの特徴ですが、背が黒いところはマガモとは違うようで、マガモと別のカモとの雑種のように思います」とのご指摘を頂きましたので、追記させていただきます。
<マガモ カモ目カモ科 全長59cm>
マガモの寿命は5~10年といわれています。野鳥の中では長く生きると言っていいでしょう。マガモが長生きするのは生息環境に捕食者が少ない、子供と親が一緒に行動することが理由と考えられます。

また人間がいる環境で過ごす場合も多いですから外敵が攻撃するチャンスも減っているかもしれません。

今回カモに出会えたのはオオバンとマガモだけでした。他の野鳥を探して公園内を歩いていると、シロハラが虫を探して落ち葉をどけている姿を見かけました。
<シロハラ スズメ目ヒタキ科 全長約24cm>
冬鳥で、大きさや体型、動作は近縁のツグミに似ているが、腹は白っぽい(ツグミは斑模様がある)ので、シロハラという名前の由来になっています。

くちばしを左右に振り、落ち葉をどけてその下の木の実や虫などを食べます。かつて「木の葉返し」という呼び名もありました。

次に出会えたのがツグミです。跳ねては止まって胸張って"だるまさんが転んだ!"をしているように見えます。
<ツグミ スズメ目ヒタキ科ツグミ属 全長24cm>
10月ごろ、シベリアから大群で渡ってくる冬鳥の代表です。日本へ着くと群れを解いて、田畑や低い山の林に散らばって生息、3月なかばごろになると再び群れて北へ帰ります。

冬鳥なので日本ではさえずりをしません。そこで冬には口をつぐんでいる、それでツグミと呼ばれるようになったといわれています。

さらに林の中を歩いていくと、鳥の鳴き声がします。上を見上げると木の枝にヒヨドリが止まっていました。
<ヒヨドリ スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属 全長27.5cm>
ボサボサ頭に茶色いほっぺ「ヒーヨヒーヨ」と名を名乗る。日本ではどこでも見られ、一般的なヒヨドリですが、世界的にみると分布は日本周辺に限られています。

ヒヨドリは舌を使って蜜をのどの奥まで運んでいます。くちばしを花粉で黄色に染めているヒヨドリを見ればわかるように、蜜を求める鳥は花の受粉に貢献しています。

最後に出会ったのが人間にとっていちばん身近なスズメ。そのくせいちばん人間にいじめられてきたのがスズメです。スズメの警戒心をなくすことですが、スズメはまだ、人を見ると逃げます。
<スズメ スズメ目スズメ科スズメ属 14.5cm>
ロンドンのハイド・パークやパリのモンマルトルなどでは、人を見るとスズメが近づいてきます。人はいつもポケットにパン屑やエサを持って与えています。日本のスズメがこうなるのはいつのことでしょう。

スズメはひなを巣立たせるまでの2週間に、親鳥は4千回以上も虫を捕らえて運びます。近年、スズメが減ったのは、子育てに欠かせない虫が減ったことも影響していると考えられます。

これからの季節、冬鳥が北に旅立ち、ツバメなど夏鳥がやってきます。でも、木々には葉が生い茂り、鳥撮り初心者の私には鳥の写真を撮る機会が減るのが寂しくなります。来シーズンに備え、少し野鳥撮影の基本知識を増やそうと考えています。
次回は今回出会った鳥以外の花たちをご紹介します。
コガモ、マガモ、ヨシガモ、オナガガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモなど、もうすぐ見られなくカモたちを見るために、柏の葉公園に行ってきました。(3月11日)
<ボート池>

今回見た鳥たちは、例によってGoogleレンズにご指導を仰いでおり、間違いがあるかもしれません。間違いをご指摘いただけると助かります。
さっそくカモたちがいるボート池に行ってみました。
やはり先回(2月18日)と比べると、カモの姿が少なくなっていました。最初に出会ったのはオオバンです。
<オオバン ツル目クイナ科オオバン属 全長39cm>
オオバンは一度に産む卵の数は13個までで、産卵は年に2~3回行います。オスメスが交代で抱卵し、抱卵期間は3週間程度です。年に2回以上繁殖するため、最初に生まれた幼鳥が次に生まれたヒナを育てることもあります。

ヒナを育てるのもオスとメスで一緒に行います。ヒナは生後1ヶ月ほどで自力で餌をとり、2ヶ月もすれば自立して飛ぶことができるようになります。

次に出会えたのはマガモの雌でしょうか。残念ながら雄の姿を見つけることができませんでした。
ブロ友さんから「嘴の色や緑色の光沢のある頭はマガモの特徴ですが、背が黒いところはマガモとは違うようで、マガモと別のカモとの雑種のように思います」とのご指摘を頂きましたので、追記させていただきます。
<マガモ カモ目カモ科 全長59cm>
マガモの寿命は5~10年といわれています。野鳥の中では長く生きると言っていいでしょう。マガモが長生きするのは生息環境に捕食者が少ない、子供と親が一緒に行動することが理由と考えられます。

また人間がいる環境で過ごす場合も多いですから外敵が攻撃するチャンスも減っているかもしれません。

今回カモに出会えたのはオオバンとマガモだけでした。他の野鳥を探して公園内を歩いていると、シロハラが虫を探して落ち葉をどけている姿を見かけました。
<シロハラ スズメ目ヒタキ科 全長約24cm>
冬鳥で、大きさや体型、動作は近縁のツグミに似ているが、腹は白っぽい(ツグミは斑模様がある)ので、シロハラという名前の由来になっています。

くちばしを左右に振り、落ち葉をどけてその下の木の実や虫などを食べます。かつて「木の葉返し」という呼び名もありました。

次に出会えたのがツグミです。跳ねては止まって胸張って"だるまさんが転んだ!"をしているように見えます。
<ツグミ スズメ目ヒタキ科ツグミ属 全長24cm>
10月ごろ、シベリアから大群で渡ってくる冬鳥の代表です。日本へ着くと群れを解いて、田畑や低い山の林に散らばって生息、3月なかばごろになると再び群れて北へ帰ります。

冬鳥なので日本ではさえずりをしません。そこで冬には口をつぐんでいる、それでツグミと呼ばれるようになったといわれています。

さらに林の中を歩いていくと、鳥の鳴き声がします。上を見上げると木の枝にヒヨドリが止まっていました。
<ヒヨドリ スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属 全長27.5cm>
ボサボサ頭に茶色いほっぺ「ヒーヨヒーヨ」と名を名乗る。日本ではどこでも見られ、一般的なヒヨドリですが、世界的にみると分布は日本周辺に限られています。

ヒヨドリは舌を使って蜜をのどの奥まで運んでいます。くちばしを花粉で黄色に染めているヒヨドリを見ればわかるように、蜜を求める鳥は花の受粉に貢献しています。

最後に出会ったのが人間にとっていちばん身近なスズメ。そのくせいちばん人間にいじめられてきたのがスズメです。スズメの警戒心をなくすことですが、スズメはまだ、人を見ると逃げます。
<スズメ スズメ目スズメ科スズメ属 14.5cm>
ロンドンのハイド・パークやパリのモンマルトルなどでは、人を見るとスズメが近づいてきます。人はいつもポケットにパン屑やエサを持って与えています。日本のスズメがこうなるのはいつのことでしょう。

スズメはひなを巣立たせるまでの2週間に、親鳥は4千回以上も虫を捕らえて運びます。近年、スズメが減ったのは、子育てに欠かせない虫が減ったことも影響していると考えられます。

これからの季節、冬鳥が北に旅立ち、ツバメなど夏鳥がやってきます。でも、木々には葉が生い茂り、鳥撮り初心者の私には鳥の写真を撮る機会が減るのが寂しくなります。来シーズンに備え、少し野鳥撮影の基本知識を増やそうと考えています。
次回は今回出会った鳥以外の花たちをご紹介します。