Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

川辺の鳥たち(大堀川畔)

2022-03-14 | みんなの花図鑑
野に咲く花たち(大堀川畔)2022-03-07の続編です。

3月4日に大堀川の川辺を歩いて、川辺の鳥たちを探してみました。

<大堀川>


今回見た鳥たちは、例によってGoogleレンズにご指導を仰いでおり、間違いがあるかもしれません。間違いをご指摘いただけると助かります。

この時期、カモたちはほとんどが北に帰ったのでしょうか。渡りをしないカルガモたちが沢山いました。

<カルガモ カモ目カモ科 全長約61cm>
渡りをせずにいつも身近にいるカモ。オス、メス同色
カモの仲間は日本で30種を越えるが、ほとんどが「冬鳥」なので春夏にはいなくなります。春夏もいて普通に繁殖するのはカルガモだけです。



くちばしの先が黄色いのも特徴です。ひなは「ピヨピヨ」と鳴くが、成鳥はアヒルに似たしわがれ声です。くちばし以外でカルガモを見分けるには、腰の部分に見える白い三日月模様がポイントです。



次に見たのは、私にとっては初めての出会い、マガモの夫婦がまだ残っていました。

<マガモ カモ目カモ科 全長59cm>
カモと言えばこのカモ、オスは青首とも呼ばれるアヒルの祖先
カモの仲間の代表種で冬鳥として湖沼に飛来します。メスは地味な褐色系で、大きさが近いカルガモと似ています。秋冬のオスは緑や紫に輝く頭部が美しいが、夏の羽色はメスに似ます。声はアヒル同様のしわがれ声で「グェッグェッ」と鳴きます。



一羽だけ黒っぽい鳥が現れたので、カメラを向けるとあっという間に去り、ボケボケの写真しか撮れませんでした。オオバンでした。

<オオバン ツル目クイナ科 全長約39cm>
頭をフリフリ泳ぐ真っ黒い鳥で白い額がトレードマーク
全長39cm。全体は灰黒色で額とくちばしは白色です。足は緑青色。「キュイッ」と聞こえる声を出します。陸上を歩くこともありますが、水上生活が多く、すばやく水上へ逃げていきます。



目の前に白い鳥が現れたので、カメラを向けるとポーズをとってくれました。気分を良くして次を撮ろうとしたら、スタコラと逃げてしまいました。コサギでしょうか。(^^;)

<コサギ ペリカン目サギ科 全長約61cm>
黄色い靴下を履いて餌探し
日本では本州―九州で繁殖する夏鳥ですが、本州以南で冬を越しているものも少なくありません。多くの白いサギは黒いくちばしが秋冬に黄色くなるが、コサギだけは1年中黒いのが特徴です。



活発に動き、浅い水辺では足をふるわせるようにして魚をとることがあり、時々グアーとしわがれ声を出します。白いサギ類では最も数が多いとされてきたコサギですが、地域によっては絶滅危惧種に指定されています。



次に出会ったのが、私にはお馴染みのハクセキレイです。とにかくチョコマカと良く動くので、私にとって写真を撮るのが難しい鳥です。

<ハクセキレイ スズメ目セキレイ科 全長約21cm>
最も身近なセキレイの仲間
体形は横長で、尾が長いセキレイの仲間。頭から背は黒色か灰色で、腹と翼は広く白色。「チチン チチン」と鳴きながら、波形に飛ぶのはセキレイ類の特徴です。



主に海岸や河川などの水辺に生息しています。駐車場や道路などにも生息しているようで、私たちの生活している場でもよく見ることができます。



最後はスズメ同様、身近でよく見かけるムクドリにも出会えました。この鳥も近づくとすぐ飛び立つので、ボケボケの写真しか撮らせてくれません。

<ムクドリ スズメ目ムクドリ科 全長約24cm>
大群でねぐら入りする様は魚群のよう
全身は黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。この白斑は個体によって違っていることが普通です。くちばし、足は黄色です。



平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。



駅前のロータリーや街路樹並木を塒(とや:鳥の巣)にして、人に嫌われることも多いですが、農耕地や草原で虫をとるプロフェッショナルですから、畑や芝生のグランドキーパーの役目をしてくれています。