先回の続きです。⇒ 2023年秋バラ ① 2023-11-13
柏の葉公園、千葉市緑化植物園、京成バラ園で出会った秋バラをご紹介します。
<イズノオドリコ(伊豆の踊子) 系統:フロリバンダ 作出:2001年メイアン(仏)>
鮮やかな黄色のバラでとても良い香りがします。1本のシュートに4~6輪の花がつき、春から秋まで咲き続けます。
世界に数万~数十万の品種があるとも言われる薔薇の花です。とても品種ごとの違いや名前は覚えるのは難しいので、サラっとご覧ください。
<インカ 系統:ハイブリッド・ティー 作出:1992年タンタウ(独)>
四季咲き大輪性の木立性バラで、モダンローズの代表です。濃い黄色の鮮やかな大輪咲きで、開花が進んでも花色は褪せません。
なお、バラの系統(樹形)別分類については、私の過去のブログで投稿していますので、お時間があればご覧いただけると幸いです。
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「バラ ばら 薔薇 ④」樹形別(ハイブリッド、フロリパンダ、ミニ、つる、スプレイ)分類
<イングリッド ウェイブル 系統:フロリバンダ 作出:タウタウ(独)>
「ショウビズ」の別名どおり、大変華やかな色彩のある真紅の薔薇です。フロリバンダの四季咲き。微香。波打った花弁が魅力的な品種です。
<ウォーブリング 系統:シュラブ 作出:2018年坂野ローズガーデン(日本)>
ヒラヒラ一重咲きの中輪です。咲き始めはシェルピンク、咲き進むと白っぽくなってきます。ウォーブリングの名前の由来は鳥のさえずりです。
<うさぎのロップ 系統:シュラブ 作出:2023年坂野ローズガーデン(日本)>
咲き始めは黄色で外弁にうっすらピンクがかり、咲き進むと透明感のある黄色に、花の終わりには退色して蛍光色のピンクになります。短くて濃い生涯だった愛兎、ロップに捧げるバラです。
<エル 系統:ハイブリッド・ティー 作出:1999年メイアン(仏)>
フランスの女性誌「ELLE」に因んで名づけられたバラです。花色は黄色から橙色までが絶妙に入り混じる複色です。1999年バガテル国際コンクール芳香賞、2005年AARS他受賞。
<エンチャンティッドイブニング 系統:フロリバンダ 作出:2009年Jakson&Perkins Co.(米)>
たそがれ時の色合いをまとったような、幻惑的なラベンダーの色の花弁は、中心に近づくほどに色濃く、裏弁にシルバー味を帯びます。2009年越後国際コンクール銀賞。
<王妃アントワネット 系統:ハイブリッド・ティー 作出:メイアン(仏)>
世界に知らぬ者のないフランス最後の王妃マリー・アントワネットの華麗さと優雅さを表現したバラです。2010年ダブリン国際コンクールHT部門最優秀賞。その他多数受賞。
<オリンピックファイアー 系統:フロリバンダ 作出:タンタウ(独)>
オリンピックの聖火のように鮮明な朱色の花弁が広がります。蕾から開ききるまでが遅いので長く楽しめる品種です。
<ガーデンオブローゼズ 系統:フロリバンダ 作出:2007年コルデス(独)>
晩秋まで咲き続ける連続開花性に優れたコンパクトシュラブです。ドイツ人ガーデンデザイナー、グリーゼ夫人と彼女のバラの庭「ガーデンオブローゼズ」にちなんで名付けされました。
<快挙(カイキョ) 系統:フロリバンダ 作出:2011年 京成バラ園芸(日)>
レモン色の明るい花色で、クラシカルな咲き方をします。蕾から咲き始めは可憐な感じ、開花すると花の形が変わったかのようなロゼット咲きになります。ローマバラ国際コンクール金賞。
<カインダ ブルー 系統:ハイブリドティー 作出:2015年コルデス(独)>
赤みの少ないラベンダー色の花は3~5輪程の房咲きで、大きめの花が房状になって咲く姿が見事です。青花系にしては珍しくティー系の香りがあります。
2023年秋バラ ② 10品種を最後までご覧いただきありがとうございました。次回、2023年秋バラ ③に続きます。
早速私のブログにコメントをお寄せ頂き有難うございましたm(__)m
まずは今回と前々回の秋バラ、ホントninbuさん、ご謙遜しすぎですよ。
どのバラのお写真もとっても綺麗です!
中でも今回ではインカとオリンピックファイアーは色も形が特に好きですし、
ninbuさんが難しいとおっしゃられた、ウォーブリングの赤、鮮やかですね(^o^)
それから前々回秋バラの第1回、アダージョとアブラカタブラは、
お写真本当に素敵です。
それからアベイ ドゥ クリュニーとアンバー メイアンディナは、
どちらも初めて見たバラです。
それから前回10月の花のアルバムではサルビアがメインでしょうが、
最初のコスモス、中でも風車の風景、お写真素敵ですね。
サルビアの中では特にサルビアアズレアのアップが気に入りました。
それからジュウガツザクラのアップも背景のボケとマッチして綺麗ですね(^O^)/
コメントありがとうございます。
今回もバラの写真に、丁寧なコメントをいただきありがとうございます。赤い
バラのウォーブリングは特に意識して撮ったわけではないのです。
でも、後で写真を見たら結構綺麗に撮れていたので、トップの写真にも入れた
私のお気に入りなんです。ヒゲオヤジさんに評価されて、とても嬉しいです。
(^.^)
10月の花のアルバム③に登場したコスモス、毎回、変わり映えのしない同じパ
ターンで、あけぼの山農業公園の風車をバックに撮ってきました。なぜか風車
とコスモスは秋の風景に似合いそうな気がするからです。
ジュウガツザクラのアップの写真、これも私がお気に入りの写真で、トップ写
真持ってきました。ヒゲオヤジさんからも評価いただき、とても嬉しいです。
(^.^)
バラ特集第二弾、とくと拝見しました!
赤いバラを写真に撮るのは苦手なのですが、ninbuさんは綺麗にとられていますね!
オリンピックファイアーは以前鶴見緑地公園の花博跡地でぽつんと咲いていたのが印象に残っています。
前回もそうでしたが、やはりグラデーションになっている品種がお洒落で綺麗ですね。
今回ではエルや、思い入れのあるうさぎのロップなど。
王妃アントワネットというバラもあるのですね。
まさにベルサイユのばらですね。
名前も興味深いです^^
コメントありがとうございます。
赤いバラの撮影は私も苦手です。私のようにオート撮影だと、赤はどうしても
つぶれてしまってべったりとしたものになるからです。露出を抑えめにすれば
よいのでしょうが、面倒でついついオートで撮ってしまいます。
バラの花もグラデーションのあるものが増えてきましたね。特に坂野ローズガー
デンが作出するバラは、うさぎのロップやウォーブリングなど、どれもそのタ
イプです。
バラの名前は多種多様で、名前の由来を知るだけでも楽しむことができますね。
こんばんは😀
ステキな薔薇を見せて貰いました。それぞれ、自分が一番ステキよ!と言ってるかのようです✨
薔薇には、ひっそりと、という言葉は似合いませんね。
次をお待ちしています💞
コメントありがとうございます。
バラほど多くの人々から愛される花はないと思います。yokoさんが言われるよ
うに、どの花を見ても華やかで美しく咲いていて、区別がつかないくらいです。
バラは一部の愛好家を除いて、品種の違いを明確に見分けることができない花
のように思えます。私も含め多くの人から愛されていながら、名前を特定され
ないという、不思議な花だというのが私のバラへの想いです。(^.^)