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買い物難民や~と言うのを聞いて

2019-01-15 18:08:22 | 自由人 元気に気まま生活を送る
知人のお母さんAさんは、いつもは一人暮らし。
もうかなりの年配で、今年は89歳になるのだとか。

2・3年前まではバイクであちこち元気に動き回り
買い忘れがあったらすぐにまた出かけるといった様子だった…

しかし、バイクに乗っている時転んだり
膝が悪くて何回か入院して手術したり
リハビリに励んだり・・・ということが続き
そのうちに身体が思うように動きにくくなって、バイクに乗るのも危ない状態になったらしい。

それで、バイクに乗るのをやめて、バイクも処分されたようだ。

幸い膝の調子は手術のおかげで良くなったものの、
別の問題が起きたというのだ。

それは「買い物が思うようにできない」という問題。

Aさんが住んでいる街は、人口が多く、近くには大型ショッピングセンターもある。
いろいろなお店が立ち並び、ちょっと移動すれば何でも手に入る環境だ。

しかし、車を運転しない、バイクもやめた、というAさんにとっては
買い物に行くのがとても不便なようである。

コミュニティバスも動いているのだが
一時間に一本程度の運行で、すぐに買い物に行こうと思っても行くことができない。

しかもバス停で降りて、少し歩かないとショッピングセンターに行くこともできない。

だから、買い物をして帰ろうと思っても
重くてなかなか大変なようなのだ。

近くにあった小さなスーパーも大型ショッピングセンターに負けたのか
つぶれてしまって今は近くにスーパーが無くなっている。

そのため生協を利用し、自宅配送もしてもらえるようにしているそうだが
一週間に一度の配送だから、生鮮食料品は手に入れにくいと嘆いている。

少し前までは、移動販売の魚屋さんがきていたので利用していたのに
そのおじさんも年を取ってやめてしまったようだし
「地元の新鮮な魚を食べたくても食べられない。」・・・とこぼす。

そんな話を聞いている時、Aさんは
「買い物難民やなあ~」とポロッとつぶやいた。

とても便利なところに住んでいるのに
こんなふうに買い物に困るのでは生きにくいだろうな。
気の毒になってきた。

地域住民の生活実態調査をして、困っている人がいることを把握し
行政がなんとか手を打ってあげてくれないかなと私は思うのだが・・・。

ちなみにAさんが言うには、
「うちの冷蔵庫の中は冷凍食品だらけだ~。」だそうだ。

冷凍食品も便利で、いろいろな利用の仕方はあるけれど
昔人間のAさんはやはり新鮮とれたてのものを食べたいと思っているらしい。

このような買い物難民が、全国的にも増えているのではないだろうか?
コメント
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