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話すことの楽しさ

2019-01-19 15:46:18 | 自由人 元気に気まま生活を送る
今日は、視覚障害の人達とのランニング会。

月に一度のランニング会が、北の方の運動公園で行われる。

12月は都合が悪くて行くことができなかったため
今回は絶対に参加しようと決めていた。

天気は快晴。
空は青く、太陽の光がパッと広がっている、爽やかな朝。

準備を整えて私は走り出した。

運動公園まで走って行く。
行ってからは参加者とペアを組み、一つのロープを二人で持ってトラックを走るのだ。

私はこの走ろう会でのおしゃべりがとても好きだ。
ペアを組んだ人と、いろいろな話をすることができる。
休憩になった時や、一緒にトイレに行く時など、
おしゃべりできるチャンスが結構あるので
積極的に話すようにしている。

今日面白かったのは、一 Aさんの10キロマラソンの話。

「10キロはしんどくないですか?
 みんなすごいスピードで走るから私はとてもしんどかったけど・・・。」
と言ったら、Aさんが言うことがふるっていた。

「そうよね。10キロを走る人はすごいスピードで走って行く。
 でも私はみんなが出た後30分ほど走るのよ。
 人は人、自分は自分。楽しく走らなくちゃ。」と言うのだ。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、そうよねえ、そんな気持ちでいたら楽しく走ることができそうね。

面白かった他の話、その二 公園に行こうとしているBさんに声をかけた時のこと

私は何気なくBさんに、友達に声をかけるように近くに寄ってから
「こんにちは!!」と元気な声で声をかけた。

Bさんは視覚障害者で、白杖を使っているが家から公園まで一人で歩いてくる。

私が「こんにちは!」と言った瞬間、ビクッとして後ずさりをされた。
そんなにビックリされるとは思っていなかったが
急に、すぐ近くで声をかけられたから驚いたんだろうな。

そう思ったので、
私は「ごめんなさい。突然声をかけて驚かせてしまいました。」
と謝った。

本当に・・・誰に何をされるのだろうか!!??
という驚きの表情をされたので申し訳なかった。
見えない分、音に対してとても敏感になっておられるのだということを知った私だ。

その三 一緒にトイレに行った時のこと
トイレを済ませて出てきたCさんの話

「トイレに行くのはいいのだけど、
 どうやって水を流したらいいのか分からないことがあるのよ。
 水洗ボタンがどこについているのか分からないことがある。  
 手をかざせばいいのや、レバーを押すのや、自動で流れるのや、いろいろあるでしょ?
 それで、どうしても分からないときには、そのまま出てしまうことがあるの。」
と話された。

それを聞いて「え?そのまま?」と笑ってしまったが
「分からないのだからそうせざるを得ないですよね。」と納得だった。
初めからそのままにしようとしたのではなく
分からないからそのままにするしかない。

それで外出した時、トイレで困ることがあるというのだ。

どのトイレも同じようなしくみであれば困らないのになあ。
Cさんの話にちょっと考えてしまった私だ。

こんなことをあれこれおしゃべりして、楽しい時間を過ごすことができた。
コメント
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