ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(10/4)3

2019-10-08 17:40:00 | メディア
続いては、カーズのリック・オケイセックの訃報についてのメール
第1回MTVアワードで、カーズの【ユー・マイト・シンク】が
マイケル・ジャクソンの【スリラー】を抑えて受賞したことに驚いた…と投稿者の方

甲斐さんは「あのー【スリラー】はですね、もう出来がスゴ過ぎて…ナンてんですかね?
まっ、ちょっと尺が超長かったのもあったと思うんですけど
この【ユー・マイト・シンク】の…これ、アレですよね
ミツバチがパタパタ飛んで行ってる、あの有名なミュージックビデオですけど

まっ、確かに僕も【スリラー】抑えてカーズかい!?っていうのは
当時、ホントにもう思いましたけど、ええ…
まあでも、よく考えたら、1回目は、わりとこういうカジュアルな感じじゃないと
たぶんダメだろうなっていう配慮があったと思うんですけどね

ということで、リック・オケイセックね、亡くなりました
『【ドライヴ】をリクエストします』ということでね、えー【ドライヴ】はかけません、ええ
えー【ユー・マイト・シンク】をかけます、僕、大好きなんで、ハイ

まあ、あのー、でも、リック・オケイセックはですね
もう、晩年…というか、ある時からプロデューサーになって
ちゃんと若手のロックバンドをちゃんと育てたり、育てて売ったりですね

あと、あのアニメの『カーズ』…『カーズ』シリーズあるじゃないですか?
あの車のね、アニメ…アレ、絶対、彼の音楽がかかるんですよ
僕、えーと…3本目くらいまで観てるんですけど『あっ、いっつもカーズかかるな』って
ナンかこう…そのたびに、えー、ニヤッとするっていうね、えー、感じでしたけど、ハイ

ホントに残念です!もう、あの5枚目のアルバム…5枚目のアルバムは
なんと!No.1…ビルボードNo.1ソング…ヒットソングが3曲も入ってると…
恐ろしいモンスターアルバムだったんですけど
日本はね、そこまでナンか大騒ぎにはならなかったんだけど

でも、やっぱり、どっかで誰かが、シングル…『何かの曲が大好きだ』とみんな言ってて
アルバム自体、どれくらい買ったか?記憶にないんですけど
良いアルバムでしたよね、ホントに…
そのカーズをかけましょう、ハイ
1984年のナンバーをかけましょう、カーズ【ユー・マイト・シンク】」…で、曲が流れた後

「ノーサイド・ゲーム」をご覧になって、ラグビーのルールが少し判り
W杯を楽しんでいらっしゃる方からの投稿に
「甲斐さんは、日本対ロシア戦を現地で観られましたか?」との質問があり
「現地で観られる訳ないじゃないですか」と甲斐さん(笑) 

「アレねぇ、もうオリンピックよりも…オリンピックも難しいけど
アレ、要するに開会式も付いてた訳でしょ
開会式が付いてるんで、もう無理ですよね
もう、一番にさっさともう売り切れてましたから…えー、現地はね、無理です、ハイ」
と、東京オリンピックに続き、こちらも「業界特典」はなかったご様子?(笑)
森重隆会長にご連絡なさらなかったんでしょうか?(笑)

ともあれ…「『ノーサイド・ゲーム』の主人公はですね
あの…わざとラグビー初心者にすることで
まっ、ルールを一つずつ判って行って貰える…ドラマの中でね
えー、そういう設定にしたと…ハイ
…と、原作者の池井戸潤が申しておりました、ハイ…まっ、それは素晴らしい

最初、ナンか800枚くらい書いたんだけど、それ全部、一回やめて、ね?
えー『そうか!初心者にしよう』っていうことで、それ全部…
一回アタマに戻って、全然違う発想で書いてった…ということをね
ナンか、載っておりました、雑誌で…」と、おっしゃってましたが

我が家の購読紙に掲載されていたインタビューでは
「『陸王』の走るシーンは、思った通りに書けた
でも今回は、一度600ページくらい書いたけど、本物感が出なくて、全部ボツにした
何がダメかを考え、ノーサイドの精神とかを美化していたと気づいた
だから、建前を取っ払って、本音しか書かないようにした
また、経営的な観点を入れた方が自分らしいと… 

つまらない生煮えのもねを出すくらいなら捨てた方がマシ
作家に必要な力は三つある
いいなと思ったものを書く力
自分の小説を客観的に評価する力
そして、もう一つが直す力」とか
「この作品は、ラグビーの殻をかぶったエンタメ小説
ラグビーが判らなくても読める
僕の小説を動かすエンジンは、人間ドラマなので」…と、話されていて

ボツになったページ数が若干?(笑)食い違っているものの
大泉洋さん演じるGMが「ラグビー初心者」という設定になっていたことで
ラグビーのルールをちょこちょこ挟み込んだり
企業の「ラグビー部」の経営面にもスポットが当てられたりと
ストーリーに奥行きが出たんじゃないかと…?

それはともかく…「ナンか、でも、やっぱりこう…ナンての?
あの枠…日曜劇場の枠は、やっぱり気合いが入ってるとスゴイですね
ナンか、あのー、東宝…映画会社ね…メインのヤツは
ムチャムチャ気合い入れて、配給も宣伝するじゃないですか
それにちょっと外れると、そうでもなかったりするじゃないですか、ええ

青山真治が『最初、本線にいたのに、作ってみたら、そうじゃない方にいた
非常に残念だった』という話をね
悔しそうに酔っぱらってしておりました」と明かされてたけど
そうした不遇な状況に立たされるかも知れないことを間近でご覧になっているから
「映画には手を出さない」とおっしゃっているのかなあと…?

次もラグビー関連の投稿で…「勝つための新ジャージ」という記事に
「ラグビージャージは、フォワードとバックスで作りが違う」と記されていたらしく
「なるほどね、まっ、フォワードは、だってすぐ引っ張られたりなんかするから
破れてるとダメですもんね
たぶん、バックスは、たぶん軽めに作ってるんだと思うんですけど…」と甲斐さん

『下町ロケット2』のモチーフにもなった企業を始め
日本の下町の技術力で作られた新ジャージ」には
「勝敗を左右するスクラムを助ける工夫もされている」といった内容に
「まっ、フォワードは、ホントにジャージを掴まれるわ引っ張られるわ
スクラム組んで、ムチャムチャされるんで
やっぱり、スゴイですね、日本の技術力は…

えー、でも、あの…実はですね、あのー、ナンて言うんですか
選手の好みで、実は『ココ、もうちょっと詰めて』
『ココ、もうちょっと…丈もうちょっと長くして』とか
そういうの、実はみんなリクエスト出してるんですよね
あのー、もうそれは当たり前のことなんですけど、ハイ」

…と、おっしゃっていたかと思ったら
「あっ、そういえば、さっきカーズかけましたけど、カーズね
僕、そういえば忘れてたんですけど
カーズのリードギター、僕、一緒にやったことあるんですよ
あの『ジャパンエイド』…神宮球場でやった『ジャパンエイド』っていうのに
僕、出たんですけど、えー、その時のバックバンドがですね
バックバンドのギターが、カーズのギターだったんですよ

それで、僕、すごい仲良くなって…あの…カーズのギターもレフティなんで、ハイ
『おお!お前も左なのか』ってなって
2人で、そのあとナンかパーティがあった後に
一緒に飲みに行ったりとかしました、そういえば、ええ…ナンか、今、急に思い出しました

あの、そいで、むちゃくちゃ上手い!
カーズって『カッカッカッカッ』しか、やってるイメージないじゃないですか
よく聴くと『カッカッカッカッ、ングンゴ、カッカッカッカッ』とか
アクセントいっぱい入れてるんですよ
だから、非常に芸がある、あのカッティングが…
で、実際にギター弾いても、そつないリードちゃんと弾くんで…

そうしたら、急にナンか…今、全然、ラグビーの話しながら、急に…急に思い出しました
『そうか!俺、一緒にやって酒飲んだじゃん!』っていう…
えー、スイマセン!えー、こんなんで時間稼いでる訳じゃないんですよ、全然…(笑)」

と、話が前後しておられましたが(笑)
その「ジャパンエイド」の記事を紐解きますと…
「今回(のストレート・ライフ)みたいに
サウンド・クリエイションをきっちり施し過ぎちゃうと、ライブが大変なんじゃないですか?
と、みんなすぐそういうことを訊くんだよね
確かにライブで、今回のアルバムの曲をそのまま再現するのは大変かも知れないよ」
…と甲斐さんご自身もお認めになっているんだけど

「当初、甲斐よしひろのバックを務めることになっていたのは、ピーター・ガブリエルのバンド
が、しかし、アレンジの打ち合わせのために
【イエロー・キャブ】のテープを聴いた彼らは、一瞬たじろいだ
結局、ピーターの提案で、ニューヨークの一流セッション・プレイヤーの集合体
ノナ・ヘンドリックス・バンドに白羽の矢が立ち
無事、甲斐よしひろのソロ初のステージが実現した」

…と記されていて、そんな「腕利き」揃いの集合体にいたギタリストだったら
そりゃ上手くて当然ですよね?(笑)
その後「ストレート・ライフ」ツアーのドラマーだったトレバー・ゲイルも
「ジャパンエイド」で甲斐さんのバックを務めていたみたいだし
甲斐さんの「オーディション」に受かる方は、皆さん「上手い」んじゃないかと…?(笑)
コメント
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