甲斐さんの東海地区お忍び?(笑)キャンペーンは、この番組も含めてあと3本
って、明日から甲斐バンドツアーが始まっちゃうのに、遅々として進まず…(苦笑)
ともあれ、日曜日の朝7時からオンエアということなので
おそらく?他の生放送ご出演の合間に収録なさったものと思われますが
それにしても、甲斐さんタフですよねぇ?
…で、番組開始から1時間18分…【HERO】のアタマのサビ部分が流れ
「さあ!この時間、ホント、スペシャル中のスペシャルゲスト!
甲斐バンド、甲斐よしひろさん」と小堀勝啓さん
甲斐さんが「どうも、よろしくお願いします」と挨拶なさるのを聴いて
同じように始まったのに、グダグダになった番組(苦笑)があったなあ…と思っていたら
小堀さんが「これがですね(笑)えー、まっ、ラジオをお聴きの皆さん
先週の月曜日の、はーさんと宮地さんの番組…
相当、あのー、治外法権ぶり(笑)」と当の番組に触れられ(笑)
思わず?(笑)甲斐さんも「ナンかさ、あのー、ナンてんですか
あのー、ああいう番組って、ナンか、別にありそでない訳じゃないですか
ナンで、ありそでないのかなと…僕、番組ちゃんと出て喋ってたんですけど
誰も進行しようとしてないからですよね?アレ…ムチャムチャだもんね
フツーだったら、進行役がいて、ツッコむヤツが2人いるとかね
そういうのだったら判りますけど…」と話され
小堀さんが「どっかで、とりまとめるかと思ったら、着地点が…ない(笑)」とおっしゃるや
「ない!しかもね、入口を…放り込んだくせに、どこを目指してるかって着地点もなく…
もう、グズグズですよ」と、当日に抱えていらしたのであろう?思いをブチまけられ(笑)
小堀さんは「メチャクチャおかしかった!メチャクチャだな、コレは…と思って(笑)」と大笑い(笑)
「で、結局、僕がどっかで進行してましたもんね」と甲斐さん(笑)
でも、小堀さんが「あれは、やっぱり、甲斐さんはずっとラジオもやってるし
あと、もうホントきちっと、毎週ワイドショーでコメンテーターもされてるから
やっぱ、ちゃんとした人なんだって…」と分析されると「イヤイヤイヤ…」(笑)
更に、小堀さんが「おかしかったのは、あの…
フツー、プロレスとかだったら、あるじゃないですか、メインの…
で、場外乱闘あって、で、面白い場外乱闘されて
で、また戻るじゃないですか、プロレスラー、リングに…
ずーっと、ただ場外乱闘してる(笑)」と例えられると(笑)
甲斐さんは「歌い手もそうですよ、歌手も…シンガーも
例えば、真横からカメラ回してるとするじゃないですか
放っといたって、絶対マイクの前に戻って来るんですよ
だから、真横から…『真夏の夜のジャズ』って名作があるんですけど、映画でね
あれは、真横から延々撮ってるカメラあるでしょ
あれは、どうせ外れたって、いずれ絶対マイクの前に戻って来るって、アレなんですよ、判ってる
50年代最高の名作だって言われてるんですけど
マイクに寄りもしないもんねぇー!
ずーっと端に行って、場外乱闘が出口の方に行っちゃったっていう…(笑)
だから、この番組出て、こう…浄化しないとね、魂の浄化」とおっしゃってました(笑)
さて、その魂の浄化は、小堀さんの「まずは、ともかく皆さん、よくご存知と思いますが
45周年メモリアルベストの第2弾が出ました!
甲斐バンド『HEROES』」
…との紹介に、思いっきりカブセて(笑)
「あっ、今年6月に出したベストは、ライブベストなんですよ、ハイ
それで、まあオリジナルテイクの2枚組が出たということですね」と話されるトコからスタート(笑)
小堀さんが「しかも、これ、お馴染みの曲もいっぱいあって
まあ、それこそ【裏切りの街角】から【HERO】【安奈】…
もう泣いてしまうようなことに、なってるじゃないですか
僕は、何が嬉しいって言って、ちゃんと【ダイナマイトが150屯】が…」と話された時も
食い気味に(笑)「そうですね、それは色々な…まあ、あの…訳があると…ハイ」と甲斐さん(笑)
「あのー、結局、このCDの曲順が、そのまんまツアーのセットリストになってるんで
まっ、それ、連動してるんですよね
それから、3曲目に…つまり、2曲やって、MCやってアゲると
あとは【ダイナマイト…】くらい行きたいなっていう、そういう感じですね」と明かされ
小堀さんは「しかも、コレは…色んなカバーするバンドやアーティストいますけど
【ダイナマイトが150屯】やる人はね、スゴイ!この破壊力のスゴイ曲を…
(『小林旭さんがオリジナルで、ハイ』と甲斐さん)
とんでもない曲ですもんね、あのハイトーンで…」って、かなりお好きなのかなあと…(笑)
「それをちゃんと持って来る甲斐バンドの甲斐さん
このアルバムを聴き込んでいけば、今度のツアー、ホールツアーも…」と振られ
「そうですね、あのー、まあ、いわゆるその…予告として、このCDをリリースしてる
で、まあ、CDを聴いて貰って、ワクワク感をね、募らせて貰って
で、ライブに来て頂くっていうことですよね」と説明なさると
「こういうのって、ないですよね?実は…」と小堀さん
「うん、そうですね、まあでも、あの…ナンかこれ
ナカナカみんな、やっぱり先にCDをリリースして
同じ順番のセットリストっていうのは、やっぱり、リスクが高いんですよ
相当深くシミュレーションしないと、あのー、ナカナカやっぱり
大変だと思うんじゃないですかね」とおっしゃったのを聴いて
奥さんは「繋がりの悪いトコあったんだろうなあ」と気にしておりました(苦笑)
ここで、小堀さんが「その辺のところは皆さん
ライブで楽しんで頂こうと思いますが…」と、名古屋公演の告知
「じゃあ、ベストアルバムの方ね、いよいよ出ましたので、1曲聴きましょうか」と言われて
甲斐さんは「そうですね、あの…今回、ま、とにかく、70年代とか80年代の作品もあるんで
あのー、とにかくこう…ロンドンで、ちゃんとマスタリングを頼んで…
まあ、ジョン・デイビスって言って、U2とかレッド・ツェッペリンBOXとかやってる
今、非常にホットなエンジニアなんですけど
まっ、ボブ・クリアマウンテンがミックスして
その、えー、2019年にジョン・デイビスがデジタルリマスタリングしたというね、ナンバーを…
甲斐バンド【シーズン】を聴いて下さい」
…って、考えたら、バジェットすごくね?(笑)
曲が明けて…小堀さんが「はて…聴くと、どの曲ももちろんそうなんですが
甲斐バンドって、めちゃくちゃタイトなバンドサウンドのバンドなんだなと
今更ながらに思いましたね」と感想を延べられ
甲斐さんは「ナンか、あのー、更にね、やっぱり、デジタルリマスタリングしてるんで
ナンか、古い作品もナンか、すごい現代的な感じで甦ってる感じが
すごい豊かな強いサウンドになってるから、あの…逆に良いですよね、ナンか…」
…と、これまでのプロモーションより、少し詳しく話されてました
更に、小堀さんが「あの…ナンかスゴイ!臨場感がね
あのー、ビートルズが、ずーっと手を変え品を変え、デジタルリマスタリング出ますけど
それに匹敵する甲斐バンド」とおっしゃると
甲斐さんは「あのね、やっぱりデジタルリマスタリングの技術って、ものすごい発達してて
元々、まあCD…アナログからCD移った時に
高音と低音の周波数がこう…バッサリ、やっぱり切れるもん、あれ切れるんですよね
で、結局、みんなリマスタリングするのは
アナログに近づきたいっていうのがあって、まあマスタリングをしてた
結局、そのマスタリングの先の方向っていうのは
早くアナログに近づきたいということなんですけど
あの…僕、2年…3年前から、デジタルリマスタリングが
ついに、僕、アナログ越したと思ってるんですよ
だけど、太くて強い音っていうのは、デジタルリマスタリング出るけど
あのアナログの柔らかい感じって、アレはちょっとアナログしか出ないから
まあ、今ね、アナログもすごい流行ってる、鳴ってるから
どちらも楽しめる、すごい良い時代ですよね、今…」
って、もはや作り手というより、いちリスナー的なご発言(笑)
小堀さんが「それで、このデジタルリマスタリングでも
やっぱり聴いてて、空気感はね、アナログに近い
これは相当こだわったんだろうなって…」とおっしゃると
「あのー、やっぱりね、向こうはスゴイですよ!マスタリング技術
日本のやっぱり5倍…イヤ、もっとです、先を行ってますよね
だから、ヘンな話、レディー・ガガもトニー・ベネットもU2も
みんな同じフィールドでやる訳じゃないですか
だから、エンジニアも相当、多種多様な技がないとね、ダメだと思いますよね
同じ方向で、ただやるっていうんじゃダメですよね」
…と、今度は音楽評論家っぽくなって来られ(笑)
どっちかって言うと、小堀さんの方が「甲斐バンド推し」みたいな様相(笑)
「スゴイなー!と思って…この音の分厚さ
これを聴いて、ああ…甲斐バンドって、45年間走りながら
もちろんまあ甲斐さん、再結成…色々あったりしましたけども
やっぱり、この太さは敵わないなー!というのはありますね」と小堀さん(笑)
甲斐さんは「だから、ベストアルバム聴いて
ある種、ナンか、バンドのトータル感みたいなこと
改めて、ナンか気づかされるっていう感じもいいですよね」
…と、ようやく?(笑)本来のプロモーションに戻って来られ
小堀さんが「しかも、ブレないで、やっぱりライブが聴きたいと思えるバンドなんですよね
スタジオで、良い音で聴いて完結しないという…
これって、こだわりがすっごいあるんですか?」…と、お訊ねになると
「そうですね、やっぱり今回は、その45周年というのがあったんで、45年を念頭に置きつつ
まあ、ヒット曲満載の、これこそ45周年ベストだというのを、やっぱり作りたいと思ってたんで…
更に、そこの先にはね、あのー、まっ、僕、ライブはこう…一瞬一瞬が命だと思ってるんですけど
その燃焼した先にね、ライブがある訳じゃないですか
まっ、名古屋があったりね、三重があったりとか
ま、色々…静岡があったりとかするんですけど
それでまあ、あのー、ちゃんとそういうの見据えながら、まあ選曲したんで、ハイ」
…と、すっかり、魂は浄化されたみたいで(笑)熱く語っておられました