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帰国時の災厄(1999インド紀行No.9最終回)

2010-08-12 | インド

「タージ・マハル」の次に、これも世界遺産の「アグラ城」を訪ねました。

 赤砂岩で造られたこの城は、別名「赤い城」と呼ばれているとのこと。しかしお城の中はほとんどが大理石の建造物。このお城には悲しい歴史が残されていました。タージ・マハルを造ったムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンは、後継者争いの中で、息子に城内に幽閉されてしまい、死を迎えるまでの8年間も過ごした。閉じこめられたその部屋からはヤムナ川沿い遙かに「タージ・マハル」が望めたのです。権力争いの中での何ともやりきれない出来事ですね。

お別れの晩餐会といっても4人だけの静かなひととき。これがいけませんでした。こんなデラックスホテルでまさかと、今まで食さなかった生野菜や果物をいただいてしまった。多分これが原因だったのでしょう。翌朝にはアウト。朝食も昼食も欠食。

第1次世界大戦で戦死した9万のインド兵士の慰霊碑として1931年に。

  インド門を最後にデリー空港から帰国の途に。飛行機での夕ご飯もいただけません。座席四つを譲っていただいてノックアウトになっての帰路となった次第。乗務員の心遣いに感謝感謝でした。成田では車椅子に乗っけられ診療所直行。幸い悪い病気にとりつかれていなくて一安心。いやはやとんでもない最終日になってしまいました。

 

 

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