修道院目指して800段の石段への挑戦です。その道を修めることはやはり大変なんです。なにもそんな山の上に造らなくても良いものを。修業の場はやはりきびしさを体験するような所でないとその「業」が身体に染み渡らないのでしょうか。
約1時間を要して、800段(もちろん階段のないところもいっぱいあるんです)を上り詰めたところがこの修道院(エド・デイル) 高さ45m(40)、幅50m(28)のペトラでもっとも巨大なモニュメントだという。ペトラの秘宝宝物殿の大きさを( )内に記載してみました。
拝観といっても何もありません。そこにはただ広い空間が拡がっているだけでした。この場所で修業といわれてもいっこうに理解できません。
近くを散策していると、ビューポイントがあるよとの掲示があるのです。ビューといわれれば疲れた身体にむち打ってでもいかない訳にはいきません。振り返って眺めた修道院は可愛いものでした。 ここかなと思うとまだ上だよと矢印。結論から言えば登らなくてもよかった場所。ただ深い渓谷がそこにはあるだけでした。自分を撮すのをあまり好まない私が証拠写真をと、そのポイントに立って大きなヨルダン国旗とのツーショットを納めたのですが、もちろんその写真も雲隠れ。