奈良の桜名所を巡ります。まず長谷寺から。この地には何年前に来たんだっけ。思い出せないほど彼方。桜も紅葉もない真夏の暑いときだった。室生寺、吉野山をマイカーでぐるりと回ったのを思い出す。
仁王門から何段あるのか知りませんが、三つに分かれた登廊を上り詰めると本堂があるのです。
「花の御寺」というそうだ。真言宗豊山派の総本山。手前のボタンに日除け用の枠組の取り付け作業が進んでいました。「桜寺」の次が「ボタン寺」そして「あじさい寺」がやって来るらしい。
手前に、「さんしゅう」と「モクレン」が咲き、バックに桜花。春いっぱいの色でした。
ご本尊「十一面観世音菩薩」 長身のご本尊様の 御足に触れて「ご縁」を結ぼうと、思ってはみたのですが実行には至りませんでした。
本堂の舞台から眺めてみると、やはり桜寺だった。 なんとこの本堂、徳川三代将軍家光公ご寄進によるもの、とお寺さんからいただいたパンフに印刷されていました。
本坊の庭から桜に囲まれた本堂が望めます。
帰路、振り返ってお寺さんを捉えてみました。 右上に本堂。