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丹波から但馬の国へ(2023山陰道no4)

2023-12-07 | 山陰

 昔風にいえば丹波の国から但馬の国にやってきた。京都府福知山市から兵庫県豊岡市へ。そしてここでは「但馬の小京都」といわれる出石(いずし)の町並み散歩だ。

 ここではお若いガイドさんだった。地元で撮影された映画にエキストラとして出演 (?) したなんて、楽しくお話もしながらの町並歩きの始まりでした。

 

 そして訪れた「永楽館」兵庫県が重要有形文化財として指定している芝居小屋だ。

 小屋に入ったところには、すでに公演を終えている歌舞伎の立て看板があった。出演者が「片岡愛之助」この役者さんは、毎年この舞台に訪れるとのことでした。切符は即売ですぐ満員になるんでしょうね。

 

 

 この座布団の裏には席ナンバーが縫い付けられているのです。もちろん今時のことちゃんと椅子席になっている。

 

 昭和か、いやいや明治の姿なのかレトロな空気がいっぱいだ。

 五右衛門風呂もあった。

 2階席に上がってみた。ほら座布団に席番号が縫い付けられている。

 明治34年開業という歴史。大正年間、第一次世界大戦時になると活動写真興業が多くなり、そうあの無声映画で活動弁士が活躍した時代のことだ。昭和20年以降は映画上映が中心となったそうだ。でも、花菱アチャコ劇団、宝塚歌劇団や歌舞伎一座の来演もあったという。しかしテレビの普及などにより昭和39年(1964)に閉館の時を迎えたといいます。しかし往時の永楽園がほしいとの声から平成の大改修がなされ、平成20年(2008)に44年の時を経てよみがえったとのことです。

 

 

 再び町歩きです。古の町並みに上田陶磁器店、時はいつのことか知りませんが、信州は上田からこの地に根をおろした方のお店だそうだ。こうしたふるさとの地名を冠したお店がチラホラ。

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