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亀岡宿から園部宿へ(2023山陰道no2)

2023-12-02 | 山陰

 亀岡宿にやってきた。ここでは臨済宗天龍寺派の金剛寺を訪ねた。門前にたつモデルが我が相棒。

 襖や屏風は「圓山応挙」の絵で埋め尽くされていた。右の襖が「波濤図」正面の屏風絵が「群仙図」と観たが如何に。この図に「山水図」加えたものが、いずれも国の重要文化財に指定されているといいます。ここで目に触れているのは、もちろん復元したもの。

 「丸山応挙」を説明しています。江戸時代中期の絵師で、この寺で小僧時代を送ったという縁があるといい、この寺は別名「応挙寺」とも呼ばれているという。応挙の絵は写真性を重視した親しみやすい画風が特色だと説明している。

 住職さんのお話を聞きます。

 「波濤図」の前で住職がその説明。この絵の前を行ったり来たり「波が動いているように見えませんか」と。

 

 

 帰り際に「波濤図」全体像を写してみた。この絵と「山水図」は東京国立博物館に寄託しているといいます。

 

 園部に向かう途中広々とコスモス畑。

 南丹市の園部城址にやってきた。

 園部城は建築当時は城の要件を満たさず「陣屋」と呼ばれていたというが、廃城令前の明治2年の改修により日本で最後の城となった。よって「日本一新しいお城」なのだとPRしている。この階段を上ったところに「櫓門」左に見えているのが「巽櫓」で、どうやら本丸と称するお城はないらしい

 観光協会の浴衣姿のボランテアガイドさんに案内をいただいた。このお城担当のガイドだと協会のパンフが紹介していた。

 楼門、ここは高等学校と付属中学校だよといっている。本丸跡にこの学校があるんですって。  今日は日曜日、門は堅くしまっていて隙間もなく、中を覗き見もできませんでした。その前で琴の軽やかな演奏をしてくださった。そして紙芝居でお城の説明。そのあと南丹市文化博物館へ案内された。でも私は欠席してしまう怠け者。ここから約1時間走って、今日のお宿のある福知山市へ。

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